「ナニ?ナニ?ナンダッテ?ハア、ハア、フウン。ヘー。エ?ハハア、ナルホド。 …デ、ナンダッケ?」

「ナニナニナンダッテハア、ハア、フウン。ヘー。エハハア、ナルホド。 …デ、ナンダッケ」

僕が単車で走ってる時、無理矢理追い抜こうとしてきたおっさんの原付と軽く接触。

ミラー同士が触れ合う程度だったので、まあいいかと思ってそのまま走ってたら、次の信号で止まった時にそのおっさんがからんできた。

「事故扱いにしたいなら警察呼ぼうか」とこちらが言っても応じず、全然関係ないことまで罵倒しだしたので、まだ若かった僕は恥ずかしながら逆上してしまった。

お互いヒートアップして、もう殴り合い寸前くらいの感じ。

そこにたまたま顔見知りのおじいさんが歩いてきた。

ご近所さんなんだけど、芸能人でいえば藤村俊二さんみたいな飄々としたつかみ所のないタイプ。

僕とそのおっさんの間に割って入って、「ナニ?ナニ?ナンダッテ?ハア、ハア、フウン。ヘー。エ?ハハア、ナルホド。 …デ、ナンダッケ?」と、ボケ老人コントさながらのやり取り。

100%相手の話聞いてない。

さすがにおっさんも根負けしたのか、ありがちな捨て台詞残して去っていきました。

おじいさん状況わかってんのかな、と思いながらも礼を言ったところ「年を取るとねえ、こういうやり方もできるんだよ。便利だろう。」とニヤリ。

相手をぶん殴ってやろう、などと考えていた己の矮小さを実感しました。

武でも勇でもないけど、おじいさんは僕の中のヒーローです。

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