毎日無能呼ばわりするその女上司の企画書をチラ見したら俺が提出した企画の内容そのままだった。

毎日無能呼ばわりするその女上司の企画書をチラ見したら俺が提出した企画の内容そのままだった。
俺が入社して5年ぐらい経った頃に異動があった。

新しい部署の部長は怖そうな女で、結婚なんて絶対縁がなさそうな仕事が命!みたいなキャリアウーマンだった。

氷のような女で怒鳴ったりはしないんだがとにかく怖い。

俺はけっこうポカミスも多かったので、よく槍玉にあげられてみんなの前で、晒し者にされるように怒られてた。

まわりの嘲笑に耐えながら毎日仕事をがんばっていた。

ある日俺を毎日無能呼ばわりするその女上司の企画書をチラ見したら俺が提出した企画の内容そのままだった。

毎日無能呼ばわりしてたくせに何人の企画パクってやがんだ、と一気に怒りのボルテージが上がり、文句言ってやろうと思ったが、本人を目の前にすると怖くて何も言えなかった。

結局その企画は大当たりでその年一番売上をあげた仕事となった。

会社のパーティーで社長賞の授賞式にうちの部が呼ばれニコニコしてる部長を殺してやろうかと思うぐらい腹立たしく見ていた。

そして受賞社の発表がされたとき何が起こったのかわからなかった。

俺の名前が呼ばれたのだ。

わけもわからず拍手を浴びて前に出て社長に色々言われたが何も頭に入って来なかった。

俺の企画書を見た部長がこれはいけると思ったが、企画書としては作りが甘かったので、作りなおしてくれていただけだった。

後で聞いた話だが、俺が異動させられたのも元々は各部署から2割の人員削減を言い渡されていて、そのリストに俺が入っていたらしい。だがそれを部長が人事にかけあって拾ってくれたとか。

部長がなぜそんなことをしたかというと、俺は学生時代に阪神大震災のボランティアに行っていた。

けっこう長期に渡り滞在していて、その間にいろんな人に出会っていた。

部長は当時神戸在住でその時に俺と2~3日一緒にいたらしい。

そして、どうも俺はこのつくり話を書ききる気がなくなってきたらしい。じゃあな。

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