美術館のギャラリートークで時間が余り、自分のも評価してくれとしゃしゃり出たオバちゃんが・・・

美術館のギャラリートークで時間が余り、自分のも評価してくれとしゃしゃり出たオバちゃんが・・・
個人的にスーッとした話。

とある美術展でギャラリートークがあって、その世界では高名な先生が解説してくれるというので、自分も参加しました。

その先生の解説はとても解りやすく、無駄なくトークが進んだため予定時間より早く終了しました。

そこで本来は受賞作品のみの解説だったのですが、それ以外の作品も解説してくれることに。

ギャラリーの中には出品者が結構居て「是非自分の作品も・・・」と申し出てました。

先生は作品の良い点、改善すべき点を丁寧に解説。そして1人のオバちゃんが「私の作品もお願いします!」と申し出ました。

その作品は大皿に沖縄?の基地と「戦争反対」てなメッセージを描いた作品。

期待するオバちゃんに、作品を見た先生が、「この作品は評価に値しません。この会場にある作品は皆、純粋に美しいもの、より良いものを目指して作られています。
ですがこの作品には不純なモノが混ざって濁っています。美の世界に余計な思想を持ち込むことは、愚かで醜い行為です。こういった主張をしたいなら、他所でやって下さい。」と淡々と言いました。

恐らく「反戦を訴えててエライ」的な解説を期待していたオバちゃんは引きつった顔で固まってました。

自分も全くの同意見で、偏見承知でいうなら反戦とか「良いことアピール」で作品の評価にゲタ履かせようとしてる意図が透けて見えてて嫌でした。

オバちゃんはちょっと可哀想だったけど、先生GJ。

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