南アフリカのとある大学での奨学金の話。
まず、その大学の奨学生には毎月学生カードの個人口座に南アフリカの奨学金制度の団体から日本円にして約12000円が振り込まれるようになっていた。
しかし、ビヨンセに憧れていた学生Mさんの口座に、団体が誤って、日本円にして約1億2000万円が振り込まれてしまったのだ!
当然間違ってることを団体に申告するのかと思いきや・・・
その日からMさんの生活はガラリと変わってしまったのだった。
まず、1本日本円にして約6000円もするウイスキーをガブガブ呑んだり、自分や友達用に、最新のiPhoneを買ってあげたり、ブランド品を次々と買って、ビヨンセを目指してスター気取りの生活を送っていた。
さらにコーンローだった髪型が、いきなり2万5千円もするソバージュ系のウィッグをするようになったり、友人の誕生日のサプライズパーティーのために、わざわざ飛行機でダーバンまで飛んで行った。
そんなわかりやすい生活を送っていたのにもかかわらず、なかなかバレずにいたのだが、Mさんと一緒にスーパーに行った友人が、Mさんのレシートに印字されていた口座残高をたまたま見て「あれ?なんで持っているんだい?」ということになり発覚!
Mさんの口座は即凍結されたのであったが、誤って振り込んでから、発覚までの73日間で700万を使ってしまっていた。
以前同じような例で逮捕例もあるのだが、今回は奨学金ということもあり、支払い義務という形になるのか、まだ新しいニュースのため結果はわからない。
ただ、カード会社は法的措置を取るそうだ。