フィリピンの某ハンバーガーショップの8周年記念企画で、本来149ペソのハンバーガーが8ペソ(日本円で約17円)で食べれるという広告が大々的に発表された。
しかし、ネットに載せていた広告には先着80名という注意書きが出ていたにも関わらず、記念企画当日、朝の開店前からショッピングモールには何千人もの大行列が・・・
先着80名であるのだから、普通だったら絶望のような位置に並んでいたらあきらめるものだが、実は何者かがネットで拡散した広告の方には、この大事な注意書きが書かれていなかったのだ。
そんなことを知らない大行列の人たちは、開店と同時に行列など関係がなくなり、人が転ぼうが関係なく人を押しのけたり、暴れたりであっという間にショッピングモールは大パニック。
収集がつかなくなり、事情を知った人たちは怒り心頭。そこで社長は並んでいたすべての人たちに店の印が入った券を早急に作って、その日は結局誰にもハンバーガーを売らずに終了。
その券を持ってきた方には8ペソで売るということを社長が約束した。
完全に店側のミスであり、店は当然大赤字にはなったものの、かなりの宣伝効果になり、僅か国内29店舗のショップが世界的に名前が知れ渡ったことに社長も客も大変満足したそうだ。
※この話は実際に起こったニュースを、一部自分でアレンジしたものです。