俺は映画好きだから月一くらいで、川崎まで行って映画を観ているのだが、この前初めてここに載せてもいいような事件が起きた。
それは映画観た帰りに南武線乗りました。
そしたらなんか、真っ青な顔して隅っこに座って見た目にもガタガタ震えてるアンチャンがおりました。
気分でも悪いのかと思って聞いてみたら、なんか資格試験の帰りで、なにやらものすげー出来悪かったとか。
うっかり同情して隣に座ったのが運の尽き。
延々とそいつの愚痴を聞かされる羽目になりました。
今年駄目なら後がないとか仕事クビになるとか、この年で無職じゃ今後やってけないとかなんとか、こっちも適当に相づちうったり励ましたりしてるうちに、無情にも電車は俺の降りる駅を通り過ぎて行く。
結局終点の立川まで付き合ってやって、そいつが電車に乗るのを見届けてから折り返しの電車に乗って帰って来ました。
別れ際に「明日からも頑張れそうです」とかお礼言われたから、もしかしたら今夜自殺希望者の一人を救ったのかもしれないと思ってまあ良しとします。