客の指摘で気付く。この店からは応募シールが毎度のように無くなっていることを・・・

客の指摘で気付く。この店からは応募シールが毎度のように無くなっていることを・・・

自分が働いているコンビニは、駅前にあり、人のいるいないが激しい。

それだからか、未だに数ヶ月に一人は必ず万引き犯も現れる。

しかし、このようなケースは万引きに該当するのかどうか・・・

よく、食パンを買っている人はわかるだろう。

もう随分昔からではあるが、とあるシーズンになると決まって訪れる、〇〇サキ春のパン祭りというものがある。

その点数が貼られているシールを集めて、お店に持って行くと食器とかがもらえるやつだ。

店員は普段その店の食パンとかを買うことがなく、全く気付いていなかったのだが、ある日、常連のお客さんが、お買い物を済ませてから店に戻ってきた。

「この食パンには点数シールが貼られてなかったわよ」

と言い出すのである。

常連とはいえ、さすがに最初は疑ったものの、念のため売り場にあるお客様が買ったものと同じ食パンを調べると、その商品だけ全てシールが剥がされて無くなっていたのだ・・・

数日掛けて、暇なときに防犯カメラを確認していたら、ようやく見つけた。

犯人は40代くらいの女だった。

一度カゴに商品を入れた後、シールだけ剥がして元に戻す。

そんなことを繰り返し行っていた。

それもわりと人の居る夜の混雑する時間である。

確かにその時間であれば客も買い物に夢中になってるし、店員はレジ張り付きである。

ともかく、その女は常連とはいかないまでも、たまーに来る客ではあったから、毎日のように出勤している社員には顔はわかっていた。

ただ、シールを剥がすだけでは犯罪なのかわからないため、注意するわけにもいかず、とりあえずシールが貼ってある食パンコーナーに注意書きの張り紙を貼った。

「最近、当店で食パンのシールを剥がして持って行ってしまうという現象が多発しております。お買い求めの方で、シールご希望の方は店員まで」

という張り紙で対策をして、事件は起こらなくなり、犯人も来なくなった。

それは良かったのだが、数日してから上の者から「このやり方は場合によっては逆にクレームも来るし、ヤマパンさんがどう思うか・・・」って仰られたので、結局剥がすことになりましたけどね・・・

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