5年ぐらい前の夏、機種は忘れたけどスロってたら隣と又その隣に、ヤンキー夫婦着席。
母親の方が俺の隣だったんだけど、なんと赤ん坊を抱いてる。
それだけで嫌な感じなのに、子供を抱いたままタバコは吸いまくるは子供が泣いてもそのまま打ち続けるはで、隣の俺は次第にイライラ。
そのうち子供がイヤーな感じのゲップをし出したなと思ったら・・・
来ましたよ 乳幼児特有のミルクゲロ それはそれは独特な臭気の酸っぱいそして何処となく甘い匂いのゲロが。
そして・・・・・・・・
掛かりましたよ、もろ俺の左太ももから爪先にかけて大量に。
その状況で十分俺の怒りは頂点なのに、なんとその母親『チッ』と舌打ちをして、自分の肩に掛かったちょいゲロのみ子供を包んでたバスタオルで払いのけ又打ち出す。
俺 :『オイ』
母親:『あっ?』
俺 :『あ?だと?打ち出す前に何か忘れてねーか?』
母親:『何がだよ?』
俺 :『何が・・・・か?この状況わかんねーか?』
母親:『あーはいはいゴメンね 気が済んだ?』
俺 :『気が済んだじゃねーよ どうすんだよこれよ?』
母親:『ねえねえ 隣、謝ってるのに文句つけてくるんですけど』
と父親のほうへ話しかける。
父親:『あーんだようるせーな どいつよ?』
『そのオニーサン?』『てめー誰の女に文句つけてんの?』
俺 :『おまえ父親か?』
父親:『だったら何かあんの 大将?ん?』
それまでは、殴るのイクナイと思い耐えようと思っていましたが、明らかに年下のオニーチャンの『大将?』の一言に心のゴングが鳴り響いてしまいました。
グシュの手応えとともに、相手のお鼻にパンチクリーンヒット。
鼻血ブーと噴出しながら後ろにのけぞり椅子から叩き落ちる。
ヤンキー父への思いのほかのクリーンヒットに一寸びびる俺。
結局、ヤンキー妻が謝ってきて父親を連れて帰って行きました。
ヤンキー夫婦が帰った後、大騒ぎだったので周りに対し気まずくなり帰ろうかとメダルを箱に移してたら、一部始終を見ていたであろう店員が駆け寄ってきて、『災難でしたね、これでお拭きください』とタオルの差し入れ。
思わず『初めから見てたなら、途中でこいよ』『大体子連れを入れんなっ!』とその店員も怒鳴り、メダルを置いたまま帰って来ちゃいました。