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  • 「二郎君、僕は二度と喧嘩に空手を使わないと約束した。男の約束を守るとはこういうことなんだ!」

    「二郎君、僕は二度と喧嘩に空手を使わないと約束した。男の約束を守るとはこういうことなんだ!」

    ホームルームの時間、学級委員として僕はうるさい連中を注意した。

    すると学校でも札付きのワルである一郎が僕に突っかかってきた。

    僕は「一郎君、僕に手を出さないことが身のためだよ。僕は空手をやっているんだよ」

    僕の言葉に一郎は「てめえ、この野郎!」と殴りかかってきた。

    僕は軽くさばいて、正拳を5発ほど打ち込んだ。

    顔面、ボディへと綺麗に打ち分けて、すべてクリーンヒット。

    一郎は失神して怪我を負ってそのまま入院。

    僕は一郎の病室を訪れ、「すまない一郎君。僕はやりすぎた」

    一郎は「何言ってんだよ。殴りかかっていったのは俺だぜ、自業自得だよ」と言って笑っていた。

    しかしそこへ一郎の弟の小学生の二郎が「お兄ちゃんをこんなにしやがってバカ!」と泣きながら両手を振り回して、僕を叩いた。

    僕は「すまなかった、二郎君。もう二度と空手を喧嘩には使わない。約束する」と二郎君と男の約束をして握手。

    そして、僕は二郎を病院から家に送って帰ることになった。

    その帰りの道中に、一郎がやられたと聞きつけた一郎のワル仲間が僕を取り囲んで、

    一郎の敵討ちとばかりに殴りかかってきた。

    僕は殴られっ放しになっていた。

    二郎君が「空手を使え!」と泣き叫ぶ。

    僕は「二郎君、僕は二度と喧嘩に空手を使わないと約束した。男の約束を守るとはこういうことなんだ!」

    そして、一郎のワル仲間に僕はボコボコにされた。

    しかし、二郎君にはどっちが勝者だかわかっていたと思う。