自分、携帯ショップで働いてるんだけど、新人のバイトがトラブル起こした。
本人は泣いちゃって(客の前ではギリギリ我慢したらしい)、他の子から聞いた話によると…
・その客は、ムーバをフォーマに変えに来た
・この場合、料金プランから変更になるので新人は「料金変更の件ですね」と切り出した
・途端、客ブチギレ
・客曰く、「携帯を変えるために料金プランが変更になるのは判る」
「しかし、あくまで携帯を変えにきたのであって、プランを変えに来たわけではない」
「よって、「携帯変えるためにはプラン変更が必要なのですが」と切り出すべき」
……と、至極御尤もだが、正直ちっちゃい事で怒ってるらしい。
まぁ、悪いのはこっちだし(言い方はともかく、言ってることはマトモだし)、さくっと謝って機種変済ませてお引取り願って、新人に指導するか……と、カウンターへ向かった。
と、件のカウンターでは、例のブチギレおっさんの他に高校生くらいの女の子がいて、話をしていた。
オッサン「何も間違ったことは言ってないぞ、俺は」
娘さん「言ってることは正しくても、言い方が間違いなんだってば」
娘さん「聞き返すなり、普通に訂正するなりすればいいのに、なんでそんな高圧的になるかなあ?」
オッサン「新人だろうがなんだろうが、店に立ったらプロなんだよ」
娘さん「だからって、高圧的になっていいって理由じゃないっしょ」
オッサン「……」
娘さん「もうちょっと言い方に気をつけて、そういう点で尊敬できる父親になってよー?」
オッサン「でもな? いいか、こっちは客なんだぞ?」
娘さん「だからって、高圧的になっていいって理由じゃないんだってば」
娘さん「じゃあ、今、お父さんがしたその対応。数年後、私や緑(兄弟の名前?)が同じことやられたらどう思う?」
オッサン「………」
ここでおっさんが黙り込んだので、タイミング見計らって乱入、手続き済ませました。
携帯を娘さんに手渡す時(おっさんはさっさと去った)、思わず「ありがとう」に力が入ったら…
娘さん「あ。さっきのお姉さんに、ごめんなさいって言っといてもらえますか……?」
言いたい事言ってもらえてスッキリしたwのと、久し振りに心根の綺麗な人間見たので嬉しくて、思わずイイ声で「はい!」って返事した。
今日はいい夢がみれそうだ。