よく遊んでたAが「(私)ちゃんがおばあちゃんの貯金箱からお金を盗んだ。」 と言ってるようだった。

よく遊んでたAが「(私)ちゃんがおばあちゃんの貯金箱からお金を盗んだ。」 と言ってるようだった。

私が小学4年のころの話。

よく家にお邪魔したりされたりして遊んでた子、Aがいたんだけど、ある日、そこのお母さんから電話がかかってきた。

お母さんに変わってくれるかな?と言われたので取り次いだらはい、はい、と話を聞きながら次第に私を睨みつけ始める母。

電話を切った途端に、どういうこと?!と私を叱り飛ばす。

え?何が何が?と思いながら母の怒ってる言葉を聞いているとどうやら、Aが「(私)ちゃんがおばあちゃんの貯金箱からお金を盗んだ。」と言ってるようだった。

もちろん記憶にないのでそんなことしてないと何度も訴えたが、母聞く耳持たず。

だけど、1時間叱ってもがんとして認めない私に母も痺れを切らし、アンタの嘘を暴いちゃる!と言い出した。

母:○月○日に盗まれたって言ってるよ!

そういやアンタ、電動の鉛筆削り機欲しいって言ってたね。

それのために盗んだんじゃないの?!

私:買ってないよぅ…。

母:○日は何してたの!?日曜だよ!

私:うちでお姉ちゃんとクッキー作ってた……。

母:……………。

優等生な姉(中2)が呼び出され、事実確認。

母おとなしくなる。

とりあえず父が帰宅、晩ご飯食べる。

そして母がA宅に電話し、その旨を伝えると「姉妹グルで嘘ついてるんじゃないですか?うちのAと、中学1年の従姉妹も盗まれたって言ってます。」の流れのあと、電話切る。

本当に盗んでないんだね?

とりあえず今日は遅いから寝なさい。

と両親に言われるも、布団の中では「自分が知らないうちにやってたのかも……怒られ続けるくらいならもう認めちゃってガツンと1発怒られてそれでおしまいにしたい…」と思い始めていた。

するとリビングから私を呼ぶ声。

Aの家族全員とその従姉妹の母親がうちに直談判に来るから着替えなさい、と。

正直ガク((;゚Д゚))ブルで、どうしよう、やりましたって言っちゃおうかと迷ってるうちにAの軍団到着。

玄関に迎えに行き、どうぞあがってくださいと言うとお宅の敷居は跨げませんと軍団全員泣きながら土下座した。

来るときに車の中でAと従姉妹が事実を吐いたらしい。

Aおばあちゃんの貯金箱からお金を盗んだのはAと従姉妹で、おばあちゃんがお金がないのに気付いたとき、よく遊びに行ってた私に罪をなすりつけることにしたらしい。

大人5人と友達1人とよく知らない女の子が泣きながら土下座というのは迫力があった。

A母はAを叩きながら謝るし、我が家もさすがにビビり、母がもういいんですよ、とにかくうちの子が盗んでなくてよかったです。

と言って帰したが、A軍団が車に乗り込むまでの間、罵声が家の中まで聞こえていた。

その後、お互いにあまり関わらなくなったので今その子がどうしてるかは解らないけど、私は元気です(ノ^ρ^)。*゚

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