決して足場は平坦では無いにも関わらず、「わーわー」とはしゃぎながら、その場で小さく飛んでいるのだ・・・

決して足場は平坦では無いにも関わらず、「わーわー」とはしゃぎながら、その場で小さく飛んでいるのだ・・・

10年ちょっと前の話。

自分は高校時代に山岳部に所属していたのだが、そこにいた一つ年上の先輩がめっちゃウザかった。

別に殴ってきたり、暴言を吐いてくるということは無いのだが、聞いてもいないのに、話の半分くらいは、そいつの大好きなberryz工房の話をしてきたり、まあ事あるごとにオーバーにうるさくしゃべってくる。

ただ、その先輩は後輩からも舐められていて、普通にタメ口されてても、「おい!」と怒るだけで、とくに何も無かったから、そこで±0にはなっているような感じだった。

しかし、その先輩の性格をも変えてしまうような出来事が起こった。

とある山がそこそこ多い県で、山を登った。

頂上に着くと、写真とか撮ったりするんだけど、その先輩は頂上に着くなり、決して足場は平坦では無いにも関わらず、「わーわー」とはしゃぎながら、その場で小さく飛んでいるのだ・・・

自分と後輩は「ほんと馬鹿な先輩だなー」なんて心で思っていると、突然姿が消えた。

崖から落ちたのだ・・・

その場にいたメンバーは全員唖然・・・

俺も心で「あー死んだな・・・」なんて思いたくも無いけど思わざるを得なかった。

ところが、崖の下にはまた足場こそ狭いものの、崖が残っていて、幸いにも先輩はそこにいた。

終わってみれば笑い話になるが、生き延びた先輩は、そこから急に塞ぎ込むような性格になって、山岳部も3年だったのに、あと僅かなところで辞めてしまった。

自分がただはしゃいだから起こっただけのことなのになぁなんて思いながらも、OB会には参加しており、落ちる前ほどの性格ではないものの、最近は徐々にウザさを取り戻しつつあるが、落ちた話をすると「やめてくれー(泣)」って泣きそうになって落ち込むから、今や完全にこのキャラで定着してしまっている。

こんな記事も読まれています


おすすめの最新記事(外部サイト)






シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする