勝手にクレーマー呼ばわりされた失礼極まりない店。潰れろと願っていたら他力本願ではあったが潰れてくれた話。

勝手にクレーマー呼ばわりされた失礼極まりない店。潰れろと願っていたら他力本願ではあったが潰れてくれた話。

名前を挙げては失礼だから、この出来事が起こった場所は挙げないでおくが、今やそこそこの田舎や都市にでも大型電気店が出店している今日この頃。

そんなようなことが徐々に増え始めた10年くらい前の話。

大型電気店がまだ俺が住んでいた地元には出来ていなかったため、近所ではわりと信頼のあった家族経営の電気屋さんが当時存在した。

それも周りが段々と店を畳んでいくなか、その店は2代に渡って経営されていたのだが、代が代わって2代目の店主がイマイチだった。

何か直すのにも先代と比べると出来が悪く、苦労していた。

まあいつものように店番は家同然であったため本人か娘にやらせていたのだが、これがまた悪かった。

近所の人(互いに50代同士)と会って話すときも、この電気屋の話になると「どうも先代に比べると・・・」ってやっぱりなるのだ。

ある日、電気音痴の自分でも気付くくらいのミスをやらかしていて、モノが最終的には直ったのだが、一時的に壊れた。

そんなもんだから、その店に電話すると、出来の悪い娘が出た。

「ちょっとお宅に直してもらったやつで不具合が見つかったんだけど、店主に代わってくれる?」

と言うと、娘は保留も押さずに大声で店主を呼んだもんだから受話器から丸聞こえの状態で・・・

「お父さーん!クレーマーから電話!早くー!」

怒りを押し殺して、店主としゃべったが、店に着くなり私は店主が明らかに年下だから言っちゃったよ・・・

「もうちょっと娘さんを教育したらどうです?今のままじゃいい大人になれませんよ。保留も押さずにクレーマー呼ばわりされて、こっちは大変不快な思いをしたんですからね・・・」

当然、もの凄く謝られて、代金も請求されずに直してもらったのだが(というか向こうのミスだから、今考えてみると当たり前なのだが)、不満が溜まったから、この店を使ってる人に知ってる限り言いふらして、評判下げてやった(笑)

ほんともう潰れればいいのに・・・

なんて思っていたら1年後、大型電気店オープン目前ってところで店を閉めた。

大体オープンした後に少し粘って、やっぱり客足減ったから店閉めますってのが定番だとは思っていたけども、まあ潰れてくれて満足しましたよ。

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