万引きを手伝うのを頑なに断った結果、補導されたバカ同級生。

万引きを手伝うのを頑なに断った結果、補導されたバカ同級生。

かなり昔の話。

もう時効だから言える話。

俺が中学生のころ、今だから言えるが、盗みのプロだった。

1度だけ危なかったことがあったくらいで(店員につけられてトイレに逃げ込んで事なきを得た)、このときばかりは心臓がバクバクだった・・・

これが後にやめるキッカケにもなった。

万引きの話は、一人の友人にはしていて、まあまあのペースで「これが欲しい」と頼まれては、いつも同じデパートで万引きをやっていた。

その報酬が中学生にしては、わりと高めの店のシャーベットのアイスではあったけど、今考えてみるとハイリスク、ローリターンだったなあとも思うw

何度か頼まれてるうちに、依頼してきていた友人がさらに悪い奴らに(全く人のことは言えない)俺の知られざる顔を漏らしてしまった。

俺を弄ってくる奴らだったから嫌いだったし、頼まれても当然やらないつもりでいた。

断ろうと話を聞くと、なんと野球道具(グローブなど)をやると言っているのだ・・・

今までやってきた物はほぼ全て手提げ鞄に入るくらいの大きさだったから、「最初から断るつもりだったけど、受ける予定で話を聞いても絶対無理だと思う」と断ったうえで忠告もしておいた。

だが、忠告を無視してから、1週間後の朝礼で先生が
「(某有名デパート)で万引きをして捕まったやつがいる」と万引きを働いた4人を晒し者の刑に処していた。

やはりグローブなどを盗もうとしていたらしく、先生方は大変残念がった一方で「ざまあみろ!あれほど言ったのに!」と心の中でほくそ笑んだ。

ただ、警察に報告が行かなかったのか、何事もなく高校に進んだことを考えると、少し残念。

だが、中学の頃嫌いだった奴らは絶対にこのことは忘れてないからな!

※この作品は一部創作です。

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