昔、小学生だった頃にわんぱく相撲という大会があった。
自分は体型もガリガリで当然ながら弱いくせに5年間参加したのだが(というか親に出させられていたと言った方が正しい)、1度だけ最初の予選を通過したことがあった。
その唯一の1年が、勝って当然であろう、未来は相撲取りかというくらい恰幅のいい優勝候補相手にまぐれで勝ったのだ。
もちろん舐めていたんだろう。
なかなか取り組もうとしないから、こっちも格闘技かというくらいの挑発をして、向かってきたときに上体をずらして、足を残し引っかけさせた。
これが見事に功を奏し、体勢を崩させて勝ってしまったのだ。
思わぬ敗戦を喫した相手は顔を真っ赤にしていた。
3戦して2勝したため、次に進んだのだが、そこでさっきの相手に当たって、次は同じ手は当然効かず、なす術なく負けちゃったけど、1度だけ優勝候補に勝てたということが未だに自慢できる話です!