教授は作業員が弱音を吐くと「研究のために我慢してください。」 と口酸っぱく言ってくる。

教授は作業員が弱音を吐くと「研究のために我慢してください。」 と口酸っぱく言ってくる。

自分はとある研究機関で働いている。

ここ数年、大きなプロジェクトが取れたこともあって、その分野で最新鋭の機械と、その機械から得られたデータを解析・保存するためのサーバーを次々購入した。

教授は「ほらー、家が並んでるよー」と作業部屋にある機械たちをいつもご満悦な様子で眺めている。

狭い部屋に大きい機械とサーバーを複数詰め込んでるからであろう、当然稼働させると熱がまあハンパない。

どれも数億はする機械だから、熱で壊れないようにするために6月-10月は部屋のエアコンは18度、出力強で固定。

同じ部屋で作業せにゃならん人間たちは真夏にダウンジャケット、マフラー、手袋とフル防寒装備。

教授は作業員が弱音を吐くと「研究のために我慢してください。」 と口酸っぱく言ってくる。

こんな状況が続いていたのだが、去年くらいに、ついに同僚が耐えかねて教授にしかけた。

通称冷凍庫で研究内容に関する討論という名目でクールビズの教授を半日監禁した。

次の日、教授は発熱で欠勤した。

その後、くだんの部屋は機械専用、人間たちには別に作業部屋が与えられることになり、同僚は冷凍庫住人たちに救世主として讃えられた。

教授を敵に回す危険性を犯してまで冷凍庫脱出を図った同僚にはアッパレです。

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