近所の奥さんが「やっぱり夢じゃなかったんだーーーー」と頭を抱えていた。

近所の奥さんが「やっぱり夢じゃなかったんだーーーー」と頭を抱えていた。

夜の9時頃、近所の駐車場で塾帰りっぽい中学生がヤンキー高校生にからまれてた。

3~4人だったんで、助けてあげたいが太刀打ちできないだろうなとも思ってしまい、迷っていたら、隣の奥さんがツカツカ歩いてきて「あなたたちやめなさい」と言った。

俺は恥ずかしながら奥さんをかばいつつ中学生を逃がすにはどうしたらいいのかぐるぐる考えて、ちょっと固まってしまった。

ヤンキーどもは「ハァ?」とか「なんだこの婆ァ」とかなんとか言ってすごんでいた。

ヤンキーの一人が「関係ねーんだよクソが!」と奥さんにつかみかかってきたんで、慌てて割って入ろうとしたら、突然奥さんが吼えた。

「関係ねーだと?ゴルァ!!関係ねーってなんだそれ。いっちばん腹立つわ。にっぽんの大人にはなぁ、にっぽんの子供を叱る責任があるんだーーー!!!」

小柄な奥さんに怒鳴られると思ってはいなかったみたいで、ヤンキー達が一瞬ポカーンとした隙に奥さんは「ほらあなた!お母さんが心配してるわよ!さっさと帰んなさい!」と中学生を叱る→中学生去る

「いいですか!お金は誰かの役に立つことして自分で稼ぎなさい!」と言った後なぜか奥さんは泣いている。俺含め皆ポカーンとなった。

「気をつけてちゃんと家に帰ってお風呂はいって寝るのよ!」と、言い残して奥さんは帰って行った。

昨日の夕方うちの前で奥さんに会ったら、ガッと俺の方に駆け寄ってきて、「昨夜○ちゃん(俺の名前)いたよね?」と言うので、「なんかタイミング逃しちゃってスミマセン」と謝ったら「やっぱり夢じゃなかったんだーーーー」と頭を抱えていた。

なんか酔っ払ってたらしいです。

女の人があんまり無茶するのもどうかと思うけど、思わず更正しそうな叱り方だったよ。

奥さんGJ!

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