「トメさん、出物腫れ物ところ構わずって知ってる?わざわざ人のせいにしなくていいのよ。ガスはお腹に溜まるとよくないからガスが出たからって、そんなに気にしなくていいのよ?」

「トメさん、出物腫れ物ところ構わずって知ってる?わざわざ人のせいにしなくていいのよ。ガスはお腹に溜まるとよくないからガスが出たからって、そんなに気にしなくていいのよ?」

音が大きいオナラをすると、いつも私のせいにしてくるトメ。

普段は中距離別居であまり害はないんだけど、盆正月、法事など、人が大勢集まる場所ではオナラが出そうなときに私に近づいて、必ずといっていいほど、私のせいにする。

やられるたびに誤解だと言っても、ニヤニヤしながら「はいはい、そういうことにしておきましょう」とわざとらしい言い方をして、周りには「若いから(胃腸の働きが)活発なのねぇ~」だと。

集まる親戚のほとんどはトメと正反対のまともな人達のため「嫁子さん(私)のいない時に(音は)してたわよ」と言うもトメは聞く耳もたず。

いい加減うんざりしてたんでこの間、お世話になってるトメ兄夫婦がやってきた日に、こっそりトメの指定席にあるものを仕込んでおいた。

私はお茶の用意に台所に、トメはお客様(トメ兄夫婦)をもてなすために客間に。

お茶の用意してたら、ぶうううううぅぅぅ~~~っと大きな音w

次いで焦ったようなトメの大声。

「ち…ちが!嫁っ嫁子よ!オナラは全部嫁子なの!!私しないし!」

笑いをこらえながら、素知らぬ顔をしてお茶を出しにいくとトメが赤くなった顔で「嫁子っ!大きな音がしてたわよ、恥ずかしいわね!」

「はぁ~?なんの話ですか?」シラをきる私に、トメ兄嫁さんが「トメさん、出物腫れ物ところ構わずって知ってる?わざわざ人のせいにしなくていいのよ。ガスはお腹に溜まるとよくないからガスが出たからって、そんなに気にしなくていいのよ?」

トメ無言w顔をこれ以上ないってくらい赤くして無言www

「そうだぞトメ子。大人の対応で黙ってくれてる嫁子さんに甘えすぎだ」

大好きな兄の追撃にトメ撃沈したらしく、俯いたまま蚊のなくような声で「…はい」とだけ返事してた。

謝罪の言葉はなかったけど、あれ以来義実家に行ってもオナラを私のせいにされることはなくなった。

毎回〆てくれてた旦那にはこの一件は話してなかったから不思議そうな顔はしてたけど、なんだか妙に大人しいトメにホッとしてたよw

トメ兄夫婦が来訪する日まで大学イモ(トメ大好物)を差し入れし続けたことと、ブーブークッションの下に更に小さめの風船を仕込んで、音を大きくさせるたことと、自らお茶出しに志願したことがDQってことでw

トメがふかふかのクッション好きで助かりましたw

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