未だに怯えてるって事は、心の底では反省皆無、嫁憎しなんだろーな。

未だに怯えてるって事は、心の底では反省皆無、嫁憎しなんだろーな。

数年前の母の日。

旦那は馬鹿なので(表面的に)仲良さそうな嫁姑に幻想を抱き、同居を提案するも(私に事前相談無し)トメ本人から断固拒否されて「???」となった。

理由は簡単。トメは嫁の後の人が怖いから。

何をされても「あれ?これって嫁いびりかなぁ?」程度に鈍かった私。

へこたれない私に焦れたトメが、私を上がり框から突き落とそうとしたら、忘れ物に気付いた私が、「あ、そうだ。」とタイミング良く身体ごと振り返ったために、空振りして結構な勢いでトメ自らが玄関の敲きに転落。

受け身を取れずに顔から逝って、手首捻挫。

更に何がどうなったのか足首も折れた。

旦那も私も、突然トメが上がり框からダイヴしたようにしか見えず呆然。

痛い痛いと足を抱えながら、嫁のせいだなんだと喚くトメを取り敢えず病院に。

全治一ヶ月ちょい。頭(顔面)打ってるので5日ほど検査入院。

で、お見舞いに行ったときに、トメが同室の(これがまた酷いトメ気質の)婆さんに「いつも人を上から見下ろして生意気だから、お辞儀の仕方を教えようとしたら逆に嫁に突き落とされた。殊勝な顔してるけどアレはとんでもない阿婆擦れよ!」と嫁の悪口を言い合って盛り上がっているのを聞いてしまった。

鈍くてトロい私もさすがに、この事故はトメが私を突き飛ばそうとして起きたんだと理解。

そう考えると、今までのアレもコレも全部わざとだ、嫁いびりだとやっと気が付いた。

スッゲーむかついたので、その日はそのまま顔を出さずに帰宅。

絶対に仕返ししてやる!と決意した。

退院の前日に、旦那に「しばらく不自由だろうから、トメさんの介護に行く。」とお嫁株をあげておき、トメにも伝えてもらった。

トメは奴隷get!と大喜びで(旦那には「そんな…悪いわ。でも助かるわ。」とマヤ)了承。

昼間は身動きできない分、口が動く動く。

嫌味、暴言、ダメ出しと我が儘放題。

手が使えないからと言って、渡した孫の手で叩く、突く(あばらに入るとマジで痛い)。

顎が痛くなるくらい歯を食いしばって、作り笑いしてハイハイ言うこと聞いてやった。

そして「お袋は歳だし、夜とかちょっと気をつけて見てくれる?」と旦那にも言われたので、毎晩、痛み止めが切れて眠りが浅くなる2時頃から4時頃までトメの寝室を訪問。

顔まで隠れるタイプの黒の全身タイツ着て(密林にて購入)。

黒タイツのまま部屋の片隅に俯き立つ。啜り泣く。

枕元の正座して待機、目を覚ましたら顔を覗き込む。

箪笥の上に体育座りする。床を這いずり回る。

朝になったらトメに「昨夜、亡祖父が夢に出てきました。苛められてないか心配だって…」

夜は全身タイツで徘徊。

翌朝、トメに「夢に亡祖父が…」とマヤること9日間。

ちょっとした物音に敏感に振り向いたり、暗闇を異様に怖がったりしつつも、トメ必死に歩く練習をして、驚異の回復により私、トメ家を追い出されたw

今ではトメ、嫁いびりを封印。

私の顔色を伺いながら生活するようになった。

しかもお彼岸とお盆には、亡祖父の位牌のある私実家にお供物まで送ってくれるように。

未だに怯えてるって事は、心の底では反省皆無、嫁憎しなんだろーな。

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