「あなたの香水の臭いの方がよっぽど酷いですよ。鞄なら避けようもありますけど、 臭いはどうやってもよけられないから余計タチが悪い。 」

「あなたの香水の臭いの方がよっぽど酷いですよ。鞄なら避けようもありますけど、 臭いはどうやってもよけられないから余計タチが悪い。 」

早朝のそこそこ混んでた電車に乗っていた時の事。

私が乗った時点で座席は既に埋まっていて、時間帯的に学生とかサラリーマンでごった返していた。

そこに乗ってきたのが化粧の濃い今にも「ざます」とか言いそうなババア。

なんでこんな時間に乗ってきたのかは分からん。

ババアはどぎつい香水のにおいをさせながら乗り込んできて、席が満席なのを確認してフンッと鼻息も荒く手すりを掴んだが、すぐに周りにいる人たちに「ちょっと!鞄を当てないで下さる!?」とキーキー言い出した。

皆リュックやバッグは下ろして足下に置いてるし、これ以上どけようが無い状態だったのでサクッと無視されていた。

ババアは眉をつり上げて、「そこのあなた、鞄をおろしなさいよ!」と明らかにババアから遠く離れた学生にまでイチャモンを付け始めた。

自分はそのババアのすぐそばに立っていたので、香水と化粧品の混じったキッツイ臭いで気分は悪いわ、ババアの金切り声がうるさくてイヤホンしてても意味ないわでもう最悪。

その間もババアが吠えてるので、とうとうイライラが頂点に達してつい「ちょっと、静かにして貰えませんか」と言ってしまった。

車内の視線が一気に私に集まったが、頭がクラクラしてたのあってどうでも良かった。

しかも、これでもババアは謝るどころか「あなたねえ!」と私に文句を言いかけたのでいっそう腹が立ち、「あなたの香水の臭いの方がよっぽど酷いですよ。鞄なら避けようもありますけど、臭いはどうやってもよけられないから余計タチが悪い。

だいいち『すみません』の一言も無いのに周りに気を遣えって変でしょう」とババアを睨み付けて言ってしまった。

やべーなこれ、やっちまったかなと思って周りを見たら頷く人が多数いたw

そこでババアが鼻息も荒く次の駅で逃げるように降りた…とかなら良かったのに、ババアも自分も降りないww

なんと終着駅まで一緒だったorz

ただババアはこっちをすげー顔して睨みこそしてたけど文句は言わなくなったし、すぐそばの座席が空いた時他の人たちが「座って」と言ってくれたのでさっさと座らせて貰い、ババアをスルーできたので特に問題は無かった。

譲ってくれた人たちは毎日この電車に乗っており、「いつもこの時間で、自分たちが降りてもずっと乗っている学生」として覚えてくれていたらしい。

それぞれバラバラの駅から乗ってくるサラリーマン達は「あの子、一体いつまで乗っているんだろう…」と思っていたとの事。

ええ、通学には2時間30分かかります…今日はたまたま最初から座れなかったんです…orz

定期を見せたら驚かれたけど、スーッとしたからいいや。

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