「おじさんはこの筆箱持ってて、像が踏んでも壊れなかった筆箱をこの手で壊したからな」

「おじさんはこの筆箱持ってて、像が踏んでも壊れなかった筆箱をこの手で壊したからな」

うちの父方のおじさんは、昔は色々小さな伝説を作ったとよく言ってくる。

しかし、冗談もよく言うから、どこまで信用して良いのかわからないような人でもあった。

10年以上前に昔のCMを流しまくる番組がやっていた際、像が踏んでも壊れない筆箱というものがあって、実際に像が踏んでいた映像が流れていた。

するとおじさんは「おじさんはこの筆箱持ってて、像が踏んでも壊れなかった筆箱をこの手で壊したからな」と「また昔だから証拠もないし、いくらでもそんなこと言えるよなー」なんて思っていたら、いた場所が祖母の実家だったこともあり、おじさんの実家である。

「捨ててなかったはずだが・・・」とおじさんが探して実際に壊したという筆箱を持ってきた。

まだガキだった俺は、おじさんに「俺も今壊せるかな?」なんて言ってるそばからさらに筆箱に傷をつけて、壊してしまった。

まあ見た感じは現代使われている筆箱と殆ど変らない感じだったし、40年近く経過し、経年劣化ということもあったのだろう、いとも簡単に壊せた。

おじさんは壊されたからなのか、なんか悲しんではいたけど、おじさんの武勇伝にケチをつけた感じになれて楽しかった良い思い出をつい最近思い出しましたので、書かせていただきました。

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