大晦日に「俺ぁ、この〇〇ってのを美味しいって言う奴がわかんねぇ」 などとウト節が炸裂したからキレた。

大晦日に「俺ぁ、この〇〇ってのを美味しいって言う奴がわかんねぇ」 などとウト節が炸裂したからキレた。

自分ではかなりスカッとした年越しでした。

今年は夫の実家(良トメ死去・ウト一人暮らし)で、夫・私・娘(2歳)と義妹・義妹の友人2名・ウト、の7人で年越し。

私と仲良しの義妹ちゃんはとても料理上手で、大晦日から元旦までいろいろな料理を出してくれて、義妹の友人達や私達家族が「これ美味しい!」「こっちも絶品!」
などと義妹の腕を褒めながら、ぱくぱく食べていました。

・・・そこで、いつものウト節が炸裂。

「俺ぁ、このエノキってのを美味しいって言う奴がわかんねぇ」

「俺ぁ、豚肉なんかを美味しいって言う奴がわかんねぇ」

「俺ぁ、ビールなんかを飲むやつの気が知れねぇ」

「俺ぁ、たかが料理でこんなに鍋やらフライパンやら使うか?普通」

「俺ぁ、この春菊って奴だけは食えないし食いたくもないね、一生!」

恐ろしいことに、夫も義妹ちゃんもその友人達もウトのこういう悪態を聞き慣れているらしく、相手にしないで聞き流す術を身につけてしまっているのです。

私にも良い嫁ぶっていた時代があったので、反論や反撃は控えていたのですが、あまりにも腹に据えかねて、もう修羅場上等絶縁覚悟の勢いで言ってみました。

私「春菊がお嫌いなら、箸をつけなければいいじゃありませんか?私も義妹ちゃんもお友達も春菊大好きで、煮えるのを楽しみにしてるんです。黙ってて下さい。」

ウト、私の初めての反撃に「いや、だって、俺、春菊は食べたくな・・・」

と、おどおど&ビクビク&しどろもどろ。

私「あのね、私や義妹ちゃんのお友達のようにね、これ好き、早く食べたいな~、と楽しみに思っている人の前で、わざわざ食材をけなして気分悪くさせるの、やめてくれませんか。誰もあなたの好みなんか聞いていませんから。イヤなら箸をつけなきゃいいでしょう、エノキも豚肉も春菊も。」

ウト「おっ、俺にゃー、何が旨いのかわかんねぇよ」

私「なら、美味しく味わえる人だけに美味しく楽しく食べさせて下さいよ。あなたはあなたが美味しいと思える漬物とか牛肉とかをどうぞ。それにね、ビールはトメさんへのお供えと義妹ちゃん達と私の、です。あなたのぶんのビールじゃありませんよ?」

ウト「だ、だって、俺もあいつ(夫)も飲まないし」

私「そうですよ、飲まない夫さんは今、義妹ちゃんの使った鍋やフライパンを洗ってくれてますよ。料理がちちんぷいぷいで出てくるとでも思ってるんですか?第一、いただきますも言わずに一人だけ先に食べ始めるのはマナー違反だと思わないんですか?もうすぐ3歳の娘だって、ちゃんと言いますよ?」

ウト「う・・・(顔が赤黒くなって言葉に詰まっている)」

そこへ、次の料理を持ってキッチンから義妹ちゃん登場。

「私は、お父さんの、家政婦じゃ、ないのよ!お義姉さんにここまで言われても私に謝れないんだ?食べないならさっさと風呂行けば?今から女4人で酒盛りなんだから!」

ウト、うなだれてお風呂へ。夫は娘を寝かしつけに2階へ。

私と義妹ちゃん達は美味しくビールを頂きながら、紅白を観賞。

楽しい年越しでありました。しばらく夫実家へは誰も行きませんw

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