『明るいぼっち』の同級生Aが人助けをした

『明るいぼっち』の同級生Aが人助けをした
高校の同級生A。

ちょっと変わってて、一言で言うなら(言い方は悪いが)『明るいぼっち』。

五月のある日、体育の時間に長距離走をしていた。

クラスでも有名な運動音痴のAは案の定ゆっくり走ってた。

しかし何周目かに私が追い付きそうになった瞬間、突然すごいスピードでトラックから逸れて校庭の境界?のフェンスまで駆け出した。

そしてそのままフェンスをよじ登って学校外に出てしまった。

唖然としている私に町の方に降りたAが、危機迫って「松本(仮)!先生呼んでこい!」と叫んで走っていった。私の名前は松井(仮)だ。

慌てて先生を呼びに行ってフェンス際まで戻ったら、道路に倒れた女の人を介抱しているAの姿が。

すぐに救急車を呼び、女性は事なきを得た。(後で聞いた話によると心不全?だったらしい)

後日、Aに本当は運動が得意なのかと聞くと、「50m走11秒なめんな。多分リミッター外れてたんだよ」と笑っていた。

ちなみに彼は集会で表彰されることになったが、土壇場になって「筋肉痛が酷いので」と保健室に行ってバックレたのが一番の武勇伝。

この春某大を卒業して出家したと聞いたので記念カキコ。

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