以前、新宿からバイト先に向かおうとしていた時のこと。
朝の新宿駅は乗降客でごったがえしていて、私は周りの邪魔にならないように、リュックを肩から下ろして、前に抱えてホームを歩いてた。
すると、前のほうから若い男が、両肩をいからせて、周りの人を突き飛ばしながら進んできた。
「感じ悪いヤツだなー」と不快感を感じながらその男を見ているうちにも、男はどんどん進んできて、私のリュックに思い切り肩をぶつけてきた。
しかし、その時私は下水道調査のバイトをしていて、リュックにはマンホールのフタを開けるための特殊なスパナが入っていた。
「ゴキッ」と音がして、肩をおさえて立ち止まる男。あの音からすると、カナーリ痛かっただろうな・・・。
可哀想だったかもしれないが、ちょいと溜飲が下がったし、これで両肩をいからせないだろうとも思うと安心したw