嫌がらせを受けていた私。両親や祖父母の顔が浮かび、怒りスイッチが入って…（再）

私は成長が早かったのでかなりガタイがよく､それなのに鈍臭くて体育ダメだったのでクラス内での扱いは最下層｡
中心グループからは菌移しをされたり、プリントを配るのにわざと飛ばされたり、すれ違うときに息を止めるジェスチャーをされるような毎日でした。
ある時、机が班ごとになってる教室での授業中、向かいに座ってる男子が私の動作をバカにするような感じで真似をしてきました
しばらく無視していたけれど、こちらが反応しないと相手の嫌がらせは増長｡
で､私が使っていた筆記具(実家が自営をしていたのでそこの名前が入ったやつ)を指して｢あれはゴミから漁ったペンだ｣みたいな事を言い出しました。
その瞬間、両親や祖父母の顔が浮かび､｢じいちゃんもばあちゃんもデカイ孫を可愛がってくれてるぞ!仕事頑張ってるうちの親バカにすんな!｣と謎の怒りスイッチが入って男子の筆箱を掴んでぶん投げ。
デカ女の投げた筆箱は綺麗にとんで黒板直撃。
教室が静まり返ると同時に感情が高ぶった私は泣き出してしまいました。
男子は文句ありげな表情でしたが泣いたもん勝ちか男子が責められる空気に。
以後嫌がらせはほとんどなくなりました。