ポイ捨て禁止委員長にDQN高校生が任命された話

オレの家の前の道路は某プチＤＱＮ高校生がよく通る道で日頃からうるさく
またゴミを塀越しに家のほうへ捨てられたりして非常に迷惑をしていた。
今日やっと遅めの夏休みが取れたので、朝からハーフパンツにＴシャツ姿で
マターリと犬の散歩をして9時ぐらいに家へたどり着こうかとしたとき
正面から三人の工房がやって来てそのうちの一人が空缶を塀越しに捨てた。
夏休みもろくに取れなくてストレスが溜まっていたオレはそいつに向かって
「ゴルァーーー　人んちにゴミ捨ててくんじゃねー」とかなりでかい声で
叫んでしまった。
一瞬工房たちはビックリしたようだったがオレを見て直ぐに
「ウゼーんだよ　オヤジ」「タコられてぇのか」とか言って通り過ぎようとした。
すると騒ぎを聞きつけ凄い剣幕で出てきたうちのオヤジに
「朝からウルセーぞ！　誰だそんな生意気な口をきいたヤツは！　おまえかー！」
と不幸にして一番髪の長いヤツ（結果的にそいつが捨てたヤツだった）が
髪の毛を鷲掴みにされ家の方へ連れて行かれた。

そして投げ捨てた空缶を拾わせ
「てめえのゴミはてめえで始末しろ　出来ねぇんだったら始めっから
　ゴミなんぞ出すようなモン飲み食いすんじゃねぇ　このゴミ屑が！」
と言い、紙とペンをオレに持ってこさせ
「生徒手帳出せ！　持ってない？　それじゃお前の名前と学校名クラス名
　それと家の住所に電話番号　親の名前を紙に書け！
　嘘書くなよ　この場で連絡すっからよ」と言ってそいつに書かせた。
結局そいつは半ベソ状態ながらも素直に書いたので電話はしなかったのだが
オヤジは「また学生がゴミ捨てたらお前に連絡して拾いに来てもらうからな」
と無茶苦茶なことを言ったのでオレは「そいつはやり過ぎだろう」と言ったのだが
「こいつが率先してポイ捨て禁止委員長にでもなって学校中に言えばいいだろうが」
と更に訳の解からない事を言い始めたのでハイハイと引き下がった。

レは工房に「もう帰っていいから」と言って路上で待っている二人の元へ
帰してやろうと思ったら既にヤツらは居なくなっていた。
オレはそいつに「おまえ友達選んだ方がいいぞ」と言って帰してやった。
オヤジはまだブツブツ文句を言っていたがオレは言ってやった。
「朝帰りの二日酔い不良オヤジの割にはまともなことを言ったじゃない
　ただジンベエ姿に坊主頭、むくんだ不機嫌な顔にメガネしてないから
　キツイ目つきで酒臭いじゃぁ知らない人にはヤバイ人だと思われるぞ
　どう見てもこの間定年を迎えたサラリーマンには見えないよ」
聞いていたかどうか判らないがオヤジはまた布団に戻っていった。

＞オヤジはまた布団に戻っていった。
あれれーっ！？

>>476-478
　　_n　 ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ!! 　
　（　l　 　 　_､ _　 　
　 ＼ ＼　（ <_,`　）
　　　ヽ___￣￣　ノ
　　　　　/ 　 　/　

しかし連れ込まれて詰問されたくらいで半べそなんて、DQN工房もまだまだ可愛いものだね。

good job！
親父の話はホントにスーッとする

>「こいつが率先してポイ捨て禁止委員長にでもなって学校中に言えばいいだろうが」

warata