義母が毎週のように日曜に突撃してくる。

流れ読まずに豚バラスライス

電車で1時間ほどの距離に居る儀実家。義母が毎週のように日曜に突撃してくる。
そしてお決まりの小梅や家事のあら捜し。
夫は、最初は「しかたねーなー」と言っていたけど、最近は「もう勘弁してくれ」とうんざり。

そんな中、我が家は長年我慢し続けていたホームサラウンドを購入。
夫「せっかくのホームサラウンドだし、一発目がニュースじゃ味気ないよなー。レンタルにいって映画借りてくるけど、何が良い？」
私「懐かしい映画がいいよねぇ・・・そういえば、昔どんなの見てたっけ」

ココで閃く私。

私「ねぇ、夫。どうせ流すなら、二人で一番最初に見たのがいいよねぇ・・・」
夫「・・・何企んでやがる、嫁よ。」

顔に出てて、何か企んでるのがバレてしまったらしい。激怒される覚悟で企んでる計画を全て話す・・・が、結果は予想外に大絶賛。

夫「いいなそれ。でもさぁ・・・やるなら　徹　底　的　に　やらない？」
私「徹底的って、具体的には？」

夫の策を聞いて、ふたりでにんまり。

それから、チマチマと必要物資を購入し・・・作戦当日。

そして数日後。予定通り週末にトメの来襲。「ホームサラウンド買ったんですって？見せてもらいに来たわよー」
夫「えー、また来たのかよ。ったく、どーせメシ食って帰るんだろ？ああ、TVに電源入れるなよ。初使用は思い出の映画を流すって決めて有るんだから。」

そして出したメニューは
・ブラッディソーセージ
・ブラッディプティング
・赤ワイン
・牛モツとトリッパの煮込み

そして食後に
・ブラッディオレンジのゼリー

あまりの赤々しさに食事中違和感を感じていたようですが、夫婦二人和気藹々と食事を楽しんでいたので知った事ではありません。

そして食後に上映会。
ええ、流した映画はスプラッターですよ奥様旦那様。

夫も「流石にあのメシ食った直後はキツいなー」と苦笑を浮かべるも、我慢して継続。
義母が逃げ出そうとするも、私は天然を装って「折角の初使用ですから、おかあさま、どうぞぉ～」と、TV前の一等席をプレゼント。
私「夫君と初めて見た映画なんですよ、これ。うふふふふ。」

義母なんとか堪えて2時間経過し、時刻は21時。「やっと終わったのね・・・それじゃ、私は」と、義母が逃走の支度を始める・・・が、　逃　が　さ　ん　よ　。
夫「あれ、かーちゃん泊まっていけよ。ほら、次の流すからさ。」

取り出して見せたのは、今度は精神的に来るホラー映画。

義母、泣いてわめいて「私が何をしたのよ！」と騒ぐも、
夫「えー、折角来たんだから持て成してるんじゃないか。遠慮しないで良いからさー。ほら、今日は貫徹で上映会やる為に、5本も借りてきたんだぜ？ほら、古いのもあるよ？」

結局義母には逃げられたけど、それ以来一度も強襲される事無く、スプラッタ映画とは程遠い平和な毎日を過ごしております。

>>904
逝って来た
>>897
ＧＪ！
メシマズなら考えられないメニュー乙です