220: おさかなくわえた名無しさん 2005/04/28(木) 23:13:41 ID:s6OgNsje
その日、俺ら4人の仲間たちはダイソーにて花火とライターを購入して、
道端のダンボールをパクって多摩川の川辺までチャリで行ったんだ。
「うーん今日もあまり良い匂いと言えない多摩川の香りがかぐわしい。」
その後起こる恐怖も知らずに、そんなのんきな事を言っていたんだ。
ここに何しにきたかって?決まってるじゃないか。
戦艦大和を作りにきたのさ。
(戦艦大和と言うのはダンボールを船の形にしてあらゆるところにロケット
花火やら打ち上げ花火やら付けまくって、中に新聞紙を詰め込み完成。
それを川に浮かべて新聞紙に着火するというなんともでんじゃらすな
男の中の男っぽい遊びなのだ。)まずは前座というものがある。
戦艦隼(装備・重さとも大和には程遠いライト級戦艦の事・命名俺)
を作った。そしてさっそく川に浮かべて着火、ロケット花火6連弾が火を噴く…終了
感想「ショボっ!」
俺たちは戦艦をもう2~3個作りその後に大和の予定だったが
隼のあまりのショボさに変更を決定したのだった…
「もう残りの花火全部詰め込んじゃおうぜ。」たしかT君が言った。
「そうしよう、そうしよう。」
とは誰も言わなかったが普通に全部花火を搭載した。
そしてごついフォルムをまとった戦艦大和が完成した。
重さ1キロ(手で持った推定。)武器、ロケット花火15発・5連発打ち上げ花火4本
18連発特大打ち上げ花火1本・普通の手持ち花火10本・ねずみ花火15個、
おまけ・ライター丸々一個を中に入れる・S君が「燃えるから。」と言って持ってきた
やばそうな液体?]をふりかける。
あまりにも近所迷惑なその戦艦はまさに近所迷惑だった。
「よし…行くぞ。」
道端のダンボールをパクって多摩川の川辺までチャリで行ったんだ。
「うーん今日もあまり良い匂いと言えない多摩川の香りがかぐわしい。」
その後起こる恐怖も知らずに、そんなのんきな事を言っていたんだ。
ここに何しにきたかって?決まってるじゃないか。
戦艦大和を作りにきたのさ。
(戦艦大和と言うのはダンボールを船の形にしてあらゆるところにロケット
花火やら打ち上げ花火やら付けまくって、中に新聞紙を詰め込み完成。
それを川に浮かべて新聞紙に着火するというなんともでんじゃらすな
男の中の男っぽい遊びなのだ。)まずは前座というものがある。
戦艦隼(装備・重さとも大和には程遠いライト級戦艦の事・命名俺)
を作った。そしてさっそく川に浮かべて着火、ロケット花火6連弾が火を噴く…終了
感想「ショボっ!」
俺たちは戦艦をもう2~3個作りその後に大和の予定だったが
隼のあまりのショボさに変更を決定したのだった…
「もう残りの花火全部詰め込んじゃおうぜ。」たしかT君が言った。
「そうしよう、そうしよう。」
とは誰も言わなかったが普通に全部花火を搭載した。
そしてごついフォルムをまとった戦艦大和が完成した。
重さ1キロ(手で持った推定。)武器、ロケット花火15発・5連発打ち上げ花火4本
18連発特大打ち上げ花火1本・普通の手持ち花火10本・ねずみ花火15個、
おまけ・ライター丸々一個を中に入れる・S君が「燃えるから。」と言って持ってきた
やばそうな液体?]をふりかける。
あまりにも近所迷惑なその戦艦はまさに近所迷惑だった。
「よし…行くぞ。」
221: おさかなくわえた名無しさん 2005/04/28(木) 23:15:13 ID:s6OgNsje
俺は水面に戦艦大和をおいた。
アンド着火!中に入っていた新聞紙は瞬く間に燃え出した。
そしてあのやばそうな液体?]に火が回ったらしい。
大和は1メートルぐらいの炎を出して正に「ゴォォォォ」と燃え始めた。
その音といったらまじでやばかった。洒落になんなかった。
「おい、やばくね?」
?T君が言った。
「あ、あぁ…。」
ちょっと漫画チックな展開になってきたときにツッコミを入れるがごとく、
戦艦大和が火を噴いた。
「ぴゅんぴゅんぴゅんぴゅんばんばんばんばんばんどかんどかんどかん」
大和が無差別破壊を始めたのだった。
「う、うわぁ~!」
アンド着火!中に入っていた新聞紙は瞬く間に燃え出した。
そしてあのやばそうな液体?]に火が回ったらしい。
大和は1メートルぐらいの炎を出して正に「ゴォォォォ」と燃え始めた。
その音といったらまじでやばかった。洒落になんなかった。
「おい、やばくね?」
?T君が言った。
「あ、あぁ…。」
ちょっと漫画チックな展開になってきたときにツッコミを入れるがごとく、
戦艦大和が火を噴いた。
「ぴゅんぴゅんぴゅんぴゅんばんばんばんばんばんどかんどかんどかん」
大和が無差別破壊を始めたのだった。
「う、うわぁ~!」
222: おさかなくわえた名無しさん 2005/04/28(木) 23:15:58 ID:s6OgNsje
俺たちは一目散に逃げたんだ。
今でもこの目に焼きついてる、頭に3発連続でロケット花火と18連発特大花火がかすめた時
のTのあの表情と言動…
「あつっ!こうぇ!やべーよマジで!うわ!またかよっ!やべ~ってマジやべ~って!あっつ!いて!頭当たったって!見た?ねえ今見た?
ヤベ~よ、おい!おいヤベ~って!(目全開・鼻全開・コケながら逃げてる)」
はっきり言って俺には君の行動が一番やばかったと思う。
2分ぐらい大和は砲撃をやめなかった。
今でもこの目に焼きついてる、頭に3発連続でロケット花火と18連発特大花火がかすめた時
のTのあの表情と言動…
「あつっ!こうぇ!やべーよマジで!うわ!またかよっ!やべ~ってマジやべ~って!あっつ!いて!頭当たったって!見た?ねえ今見た?
ヤベ~よ、おい!おいヤベ~って!(目全開・鼻全開・コケながら逃げてる)」
はっきり言って俺には君の行動が一番やばかったと思う。
2分ぐらい大和は砲撃をやめなかった。
223: おさかなくわえた名無しさん 2005/04/28(木) 23:16:49 ID:s6OgNsje
それからしばらくして
「お、おい…」
「ん?どうしたS?」
「燃えてるっぽくね?」
「へ?」
マジだった。川の向こう側の草むらが燃えていたのだった。
多分18連発のせいだろう。
「マジかよ…」
「ヤベーって、マジヤベーよあれ、ヤバイって(T)」
そんなことを言ってるうちに風が強いせいもあり火の手はどんどん勢いを増していったんだ。
「うわ、どうする?」「ヤベーって!(T)」
「ペットボトルは?」
「さっきTが燃やした・・・」
「おまえの持ってきたサッカーボール入れる袋あんじゃん!」
「ていうか無理だって、距離ありすぎるって!」
「…俺行くわ」
「え?」
俺は夢中で靴と靴下を脱いで川に入ったんだ。しかし浅はかだった。
ひざ程度だと思っていた川底は腰の辺りまであったのだった。
後はよく覚えていないが向こうに渡って無我夢中で火を消したと思う。
我に返ったときには
「おまえの携帯つながんない…」
そこにはびしょびしょの携帯と財布をポケットに入れたままの俺と片手に携帯を持って
こっちを川越しに見ているS君がいたんだ。
「お、おい…」
「ん?どうしたS?」
「燃えてるっぽくね?」
「へ?」
マジだった。川の向こう側の草むらが燃えていたのだった。
多分18連発のせいだろう。
「マジかよ…」
「ヤベーって、マジヤベーよあれ、ヤバイって(T)」
そんなことを言ってるうちに風が強いせいもあり火の手はどんどん勢いを増していったんだ。
「うわ、どうする?」「ヤベーって!(T)」
「ペットボトルは?」
「さっきTが燃やした・・・」
「おまえの持ってきたサッカーボール入れる袋あんじゃん!」
「ていうか無理だって、距離ありすぎるって!」
「…俺行くわ」
「え?」
俺は夢中で靴と靴下を脱いで川に入ったんだ。しかし浅はかだった。
ひざ程度だと思っていた川底は腰の辺りまであったのだった。
後はよく覚えていないが向こうに渡って無我夢中で火を消したと思う。
我に返ったときには
「おまえの携帯つながんない…」
そこにはびしょびしょの携帯と財布をポケットに入れたままの俺と片手に携帯を持って
こっちを川越しに見ているS君がいたんだ。
損害・財布の中の5千円ほど+ケータイ電話破損=おかんにぶっ殺
227: おさかなくわえた名無しさん 2005/04/28(木) 23:49:43 ID:X26bp1b7
まあ、逃げ出さなかったのはちょっとはえらかったが。
コメント
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他に乗客がいるかどうかってなローカル線で
窓外の風景を楽しみながらつい、ってんなら
百歩ぐらい譲ってわかることにするけど
恐らく通勤時のほぼ満員電車でってなると
そいつらの勤める会社は大丈夫かって思っちゃうね
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電車内は火気厳禁
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ヤクザじゃなくても、こんなのくらい注意するか、車掌呼べよ
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ヤクザは貧乏なのに、よくそんな機転きかすような心の余裕があったなw
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これって常磐線でのお話ですよね?