かわいそうなほどにゴテゴテ飾られた犬を連れたおばさんが、同僚捕まえて延々、どれだけ高い犬かを自慢していた

私が勤めてる店では抱いていれば犬連れも可

ある時、かわいそうなほどにゴテゴテ飾られた犬を連れたおばさんが、同僚捕まえて延々、どれだけ高い犬かを自慢していた
いい加減、うんざりしているとレジにお客がスリング(と言う?胸で赤ちゃん抱っこする時使うの)がもぞもぞしているので赤ちゃんかと思ったら、何と犬だった

目の真っ白な犬で、私が目の白さにびっくりしているのかと思ったのかそのお客は、犬を優しく撫でながら

「ペットショップでね、真っ白な目でこっち見てて切なくて。それでうちの子にしたの。もうすっかりよぼよぼだけどいつも一緒なのよ」

そこへ件のおばさんが来て

「あら、病気持ちじゃあ安かったでしょ」

トクしたわね、の言葉にうちでも犬を飼っているせいか「犬飼いにあるまじき」とカチンと来たが、相手はお客。穏やかに・・と

「ですがこちらはペキニーズですよ。中国では皇帝の犬とされ宮中より持ち出し禁止とされていた犬です」

その言葉におばさん絶句。お客は「よかったねぇ。褒めてもらえて」と犬に話しかけていた

そこで畳み掛けに

「さすがは代々、中国王朝で皇帝に愛されていたわんちゃんですね。落ち着いてて優しそう」

そう言うと犬はしっぽをパタパタ

おばさんはあうあうなって、そのまま店からさようなら

ちなみにおばさんの連れていたのはミニチュアダックス

ずっと甲高い声で吠えててうるさかった

かと言って「うるさいので」と言えば絶対騒ぐ

おばさんの口も犬の口も黙らせることができてよかった

会計が済みお客が帰り別のお客が

「あのばばあの犬、キャンキャンうるさくて参ったよ。ありがと、これで静かになった」

とお褒めの言葉をもらいました

私がすっとした話ですいません

元記事 不明

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