スプーン入れ忘れのクレームで相当ヤバイ怒り方をしていたDQN。入れ忘れた相方はかなり参っていたので俺が助けた。

俺が学生時代にコンビニでアルバイトをしていた時の話。

いつも二人ペアでアルバイトをしていたのだが、その日の相方は1歳年下の女子大生だった。

それなりに仲は良かったが恋愛感情を抱くほどではなかった。

午後7時過ぎ店の電話が鳴った。俺が出た。

電話の相手はDQN客で「おめーのとこのさっき買い物をしたんだが、アイスのスプーンが入ってねぇ!!どういうことだゴルァ!」と激しくキレていた。俺はただただ平謝り。

DQN客「俺を何様だと思ってるんだ!ゴルァ!俺んちに今すぐスプーン持って来いや!」

俺「はい、わかりました。では住所を教えていただけますか?」

そうやってDQN客の住所を聞き出した。

そぐに相方にDQN客からクレームをあったことを告げた。

すると相方は「ゴメン、入れ忘れたの私です。」

レジカウンターの上にあった入れ忘れたスプーンを指差した。

こういうクレームは結構ある。

俺は動揺を隠せないまま、クレーム対応はいつもオーナーかその奥さんに任せる事になっていたのでオーナーの携帯に電話をした。しかし出ない。

俺はヤバイと思い、次にオーナーの奥さんに電話した。

しかし奥さんも出ない。何度か電話したが出ない。俺はますます焦った。

そして数分後。またDQN客から電話があって今度は相方が出た。

どうやらDQN客は今までに増してキレて、早く持って来いと要求してきた。

相当激しい口調らしく、相方もかなり動揺し、今にも泣き出しそうな表情をしていた。

しかし、オーナーとは連絡が取れない。

もうこれは俺がどうにかするしかないと思い、俺「よし、俺が行ってくる!俺が行ってきっちり謝って来るから、○×さん(相方)は店に残って待ってて。何かあったら俺の携帯にすぐに電話して!」と言った。

相方はかなり動揺しているのか、うつむきながら「本当にゴメン。」と小さく呟いた。

俺は店にあった住宅地図を広げDQN客の家を調べた。

自分の地元ではなかったから全然わからなかった。

どうにか見つかり、スプーン3本と店で販売していた和菓子の詰め合わせと携帯を握り締め、相方に「すぐに戻ってくるから待ってて!」言い、バイクに飛び乗った。

近くまで来たが時間は8時くらいで暗くてわからない。

適当な場所にバイクを停めて地図を確認しながら探し回った。どうにか見つかった。

その家の車庫には見事なまでのフルスモ&車高短のDQNカーがあった。

家のチャイムを鳴らすと作業着を着た30前後の男が出てきた。

そして「おめーおせーーよ!何やってんだよ。」などと激しく小一時間説教を受けた。俺はただ謝るだけ。

おわびの品の和菓子を差し出すとDQN客は「おっこれもらっていいの?もういいや。お前帰れよ。」と言いドアを閉めた。

俺はかなりボロボロになりながらも店に戻った。

すぐに相方に「心配しなくてもいいよ。どうにか届けて謝ってきたから。」と伝えた。

相方は「本当にゴメン。悪いのは私なのに。」と俺に涙目になりながら言った。

相方は一本の電話で相当のDQNに責められたらしくかなりシヨックを受けたいた。

その後数日間アルバイトを休んだ。

俺は気になって相方に電話をした。

相方はやはり今までにないショックでアルバイトを休んでいたらしい。

俺は「もう終わったことだし気にしなくていいからな。」とだけ言った。

それから次からは相方もアルバイトに来るようになった。

そして、俺と相方は来月結婚します!

元記事 https://life7.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1159617242/

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コメント

  1. ぱぱらぱあ より:

    そんな女でいいのか?
    この記事からはその女のいいところが1ミリも感じられないが。