俺と友達の二人で飯食ってたら離れた席からしきりにこちらの方を
見ている二人組みがいる。なんだろう?と思いながらも無視していた。
しばらくして、その二人組みの片割れが肩を左右に振りながら睨みを
きかせて、こちらの方へやってきた。
ちなみにそいつの容姿は茶髪にサングラス、紫色のニッカボッカ。
要するに土方のニイちゃん。しかし、土方をやっている割には
ガリガリの貧弱体形で背は160cm、体重50kg、歳は18~20位の感じ。
それでなんだったかというと俺たちじゃなくて隣席の大学生風の
二人組みに対してだった。そいつらの隣の席にドカッと座り、
土方「ニイちゃん、さっきから俺の方見てただろう?」
学生「・・・いや、見ていないけど」
土方「見てないぃ?さっきからチラチラ俺の方を見るから知り合いかぁ?
と思って俺は来たんだよ!」
学生「いや、見ていないです・・・」
土方「じゃあなんで俺がここにいるんだぁ?お前らが見るからだろうが!!
ただ言いがかりを付けに来たとでも言うのかぁ!?」
学生「・・・・・・」
土方「なめてんのかぁ!?俺は出てきたばっかだが、ヤルのは怖くねぇぞ!!」
(刑務所か鑑別所から出所した事をにおわす)
学生「・・・・・・」
土方「なぁ!どうなんだ!?見てたんだろ!?」
学生「・・・一瞬は見たかもしれないけど、ずっとは・・・」
土方「あぁ!!とぼけるつもりか?じゃあ事務所行って話するかぁ!!」
(自分は組の関係者だと言うことをにおわす)
学生「・・・・・」
土方「おい!事務所に電話するから携帯持って来い!」
(もう一人の舎弟らしき男に席に置いていた携帯を持ってこさせる)
「なぁ!見てたんだろ!?」
(電話を握ったまま、掛ける気配なし)
学生「見るつもりは無かったけど、無意識に見ていたのかも・・・」
土方「やっぱ見てたんじゃねーか!!何で最初っから言わねえんだっ!!」
(意地でも見ていたと言わせたかったらしい)
学生「すみません・・・気に障ったのなら謝ります。すみません」
土方「今度、俺の方を見たら、どうなるかわかってるだろうな!?」
学生「はい・・・」
土方はかなりしつこく絡んでいて、上記のやり取りもかなり省略した内容。
歳はいくつだ?どこの学生だ?どこに住んでいる?とか10分位絡んでいた。
大学生風の二人の周りには俺と友達も含めて数組のお客がいたのだが、
しらけてしまった。さっきまでキャッキャと話していた近くの女の子の
4人組もうつむいて沈黙したまま。
土方が言っている事はハッタリっぽいし、やり合えば身長175cm位で
普通体形の大学生が勝てそうな気がするのだが、勝っても後々面倒に
なりそうな気もする。俺が当事者ならどうしただろう・・・。
こんな長文を書くと釣りとかネタとか言われそうだけどリアルの話です。
釣りでもネタでもないと信じるから、
早く解決編を書いてよw
終わりかい!!
氏ね、土方
誰だそれwwwwww
からまれた大学生の男性は
「見てません、っていうか、僕、目が見えないんです。」
そう言って、傍に置いていた白い杖を差し出した。
土方は、ハッ!とした顔をしたものの
「てっ、てめぇ・・モゴモゴ」と引っ込みがつかなくなっていたようだった。
すると大学生は
後は頼んだ↓
( レ⌒) |\ ( |\)| |/~| ノ ,__√ /7 ∠、 \ . 丶\ _ __
|\_/ /へ_ \) | | | |∠ | |__ | / ! | | |_~、 レ’ レ’
\_./| |/ \ .| |( ̄ _) | ) | | i | へ_,/ ノ ,へ
/ / ̄~ヽ ヽ. | | フ ヽ、 ノ √| | ! レノ | !. \_ ー ̄_,ー~’ )
/ /| | | | | |( ノ| |`、) i ノ | | \_ノ ノ / フ ! (~~_,,,,/ノ/
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\_ノ_/ / (____) し’ ノ/ / / | ~-,,,__
∠-”~ ノ/ (_ノ ~ー、、__)
「この月光生来目が見えん!」
と叫ぶと、白杖を土方の眉間に叩き込んだ。
そこはプルッツフォン・ポイントだったらしく、土方の身体はバラバラになった。
チョコレートサンデーが運ばれてきたのだ!
あんたにはこのチョコレートサンデーがお似合いよ!」
(アタシのこと見てたわけじゃないんだ…)