「実は俺 強いんだけど 喧嘩せず」

233: 1/3 05/01/24 10:20:05 ID:ab0Ish+g
あれは俺がゲーセンに通っていた十代のころの話。
あるゲームをやりこんでた俺は、その県でメッカと言われる店
を見つけて常連になった。
もっともその店で再開した元同級生は
「俺の行ってる都会の店に比べればたいしたこと無い」
と自慢気に話していた。
彼はゲーム好きで周囲からも一目置かれてるようだった。
ちょうどネットも始めていた俺は、そのゲームの地方掲示板
にも顔を出すようになる。
するとそこにも元同級生がいるのだった。
私はいろいろ攻略法などを考えるのが好きだったので結構活発に
活動してた覚えがある。
ある日、その店でゲームで毎週を大会を行って個人ランキングを決める
イベントがはじまっていると聞いた。後で聞いた話によると元同級生が提案したらしい。
私は早速、掲示板でその日見た試合の実況を書き始めた。
するとどうだろう件の同級生が怒っているらしいのだ。
「たかが○○県のなかで偉そうに書くな」
「今度(店で)会ったらぶっ飛ばす」みたいな書き込みをしてきた。
正直意味が分からない。
(このあと起こる事件が第三者のサイトに取り上げられた時も
何に怒っているのか分からないと評されてた)
おそらく単にケンカを売りたかったのだろう。現実の彼は背が低く強そうではない。


234: おさかなくわえた名無しさん 05/01/24 10:20:43 ID:ab0Ish+g
以前から背が低い人間がコイツなら勝てそうだとばかりにケンカを仕掛けてくること
がこれまでもあったのだ。私は昔、空手を習っていて、大会の組み手でで入賞したことがあることも知らずに。
実際、力は無いので取っ組み合いになると不利だった、そのようなことになることはなかった。
そういうやつは相手を一方的に痛めつけてやろうと思って仕掛けてくるものだから、リーチの外から
蹴りの数発も入れられば戦意を喪失してしまうのだった。
前置きが長くなったが、俺は脅しに応えず店行き。元同級生はそこにいた。
いくらなんでも群集監視のもとことは起こさないだろうと思って挨拶する俺。
すると突然首根っこをつかまれた。思い切り爪を立てるので皮膚が赤らむ。
そのまま店の外に連れ出されて数発殴られた。
俺はケンカなんてDQNなこと数年してなかったし、
乱闘を起こしても店に迷惑を掛けるだけだ。
なにより、愚かにも相手が実力行使に及んだことで、
立場を決定的に悪くしたことは明らかだった
私はさっそく掲示板でその日あったことをありのまま書き込み、
「誤解があったようだけど、若さゆえの過ちと許しあえないでしょうか」
みたいな事をつらつらと書き並べた。
現場で目撃していた人も多く、関心の的になった。
こっちには非が無いので相手に助け舟を出す
姿勢をしていさえすればいい。
集中する非難に元同級生はついに謝罪。
(どうも彼は強いやつに弱く、弱いやつに強いタイプだったらしい)

235: 3/3 05/01/24 10:22:57 ID:ab0Ish+g
その後は何事もなかったかのように俺も大会に参入した。
その後、巡ってきた直接対決で元同級生は俺に破れ、
(俺自身が確立した戦術を使ってきたので対応できた)
その後の試合でのシード権を喪失、最終的なランキングでも
途中参加の俺に抜かれてしまった。

俺はゲームセンター自体に飽きてしまったが、彼はゲームを続けているらしい、
ちゃんと大学を卒業できたのかきになるところだ

236: おさかなくわえた名無しさん 05/01/24 10:25:26 ID:ab0Ish+g
>>233>>234の間に以下の分を挿入してください。失礼

一方、俺は華奢で物静かな感じの少年だった。

237: おさかなくわえた名無しさん 05/01/24 10:36:48 ID:TMnx4OIh
↑の無勇伝を5・7・5で表現せよ

238: おさかなくわえた名無しさん 05/01/24 11:21:44 ID:rlxnISem
「実は俺 強いんだけど 喧嘩せず」

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