「なんで俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだ」ってものすごい怒りと悲しみ湧いてきた。

胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!15

706: おさかなくわえた名無しさん 04/08/21 00:33 ID:yg315XTQ
俺は昔、いじめられっ子だった。

中学のある日、俺は執拗ないじめを受け、家に帰って泣いた。
「なんで俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだ」ってものすごい怒りと悲しみ湧いてきた。
同時に情けない俺を卒業する決意をした。

次の日学校に行くと、いじめっこがパシリを使って俺に対して悪口を言わせてきた。
卑怯なやつだった。
そんな悪口くらい面と向かって言えばいいのに。

そいつによって被害を受けていたのは俺だけではなく、
同じ学年の気に入らない弱い男、ときには女までいじめ、
少なくとも一人や二人は登校拒否に追い込んでいた。
気に入らないやつの悪口を言いふらす、はぶく、あるいは殴る。
つまり、人として最低だった。

俺はそのことも含めて制裁をくわえることにした。
正直びびっていたが、それ以上に俺は怒りを抑えられなくなっていた。
そしてやつをぶっとばすべくそいつのクラスへ向かった。

709: おさかなくわえた名無しさん 04/08/21 00:51 ID:yg315XTQ
クラスのドアを開け、そいつの席に一直線に向かう。
そしてそいつの襟をつかみ、廊下に引きずり出してやった。
「あんなことをされて何もしないなんて男じゃねぇ!」
「な、何すんだよ!やめ…」
やつがしゃべり終わる前に、俺の怒りを込めたビンタを叩きこんだ。
1発、2発、3発。
騒ぎを聞きつけ、俺たちを囲い込むように野次馬が集まってきた。
しかし誰も止めない。
みんな俺とやつの遺恨を知っていたからだ。
グループのリーダー気取りだが所詮人望のないやつ。
だから助けようなんてやつもいない。

3発のビンタを食らったやつはそのままグロッキーになる。
だが俺の怒りはこんなもので収まらない。
すかさず押し倒し、馬乗りになって殴り続けた。

すると一人のダチが俺を羽交い絞めにするようにして止めた。
「もうやめろって…わかったわかった。落ち着けよ」
立ち上がるとやつは泣きながら倒れ伏していた。
最後の一撃の蹴りを入れ、
「おいクズ!もっかいなめたマネしやがったら何回でも殴るからな!」

俺は何人かのダチになだめられながら自分の教室に帰った。

710: おさかなくわえた名無しさん 04/08/21 00:53 ID:yg315XTQ
その日は俺の『事件』で学年全体が話題に事欠かなかった。
そのことは職員室の先生たちにも知れることとなり、結局生徒指導室に連行された。
しかし、俺はことの事情、俺が今までいじめられてきたこと、殴るにも理由があったこと、
それらを全部しゃべった上で、やつと仲直りする気も、謝る気もないという意思を示した。
先生もわかってくれたらしかったが、ただし治療費だけもつということになった。
金を負担することになった親には謝ったが。

その日以来、みんなの俺を見る目が少し変わったようだ。
もちろん俺自身もすっきりした。
嬉しかったのは、その日右手を壊した俺の代わりにノートをとってくれた女の子がいたことだった。
その子もそいつからいじめを受けたことがあるのは言うまでもない。
ちょっとしたヒーローの気分だった。

それに対しやつの地位は落ちる一方。
グループのリーダーのはずが逆にはぶかれ、最終的には誰も相手にしなくなった。

しかし、そのせいで学年の不良グループからケンカの助っ人を頼まれるようになったw
大体は断ったけど、あるとき止むに止まれぬ事情によって駆り出されたこともあったが、
それはまた別の話。

長々とDQN話スマソでした。

712: おさかなくわえた名無しさん 04/08/21 01:20 ID:huDRi3eV
なかなか良かった
スーッとして寝るか

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