胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(62)
子供二人の枕元に置くプレゼントを買いに、嫁と一緒にデパートに行ったのさ
嫁はプレゼント選びにおもちゃ屋さんに、俺は夕飯の材料の買出しに食料品売り場に
(一瞬、普通は逆なんじゃないかと思ったがそんなことはなかったぜ!)
マイバッグいっぱいに食料品をぎゅうぎゅうしてる所に嫁から電話
「緊急事態だからすぐに4Fのおもちゃ屋さんまできて!」
緊急事態らしいので慌てて4Fまで食料品抱えて走る俺
そこで俺が目にしたのは、汚い金髪をオールバックにしたヒョロい男と
火がついたようになきじゃくる子供、
そして金髪と口論する嫁の姿だった
なんでも、金髪の子供(泣いてるガキ)がおもちゃの棚によじ登って足を滑らせ落下
うまく着地はしたが、そのはずみで落ちてきたおもちゃのピカチュウに肩を攻撃されたらしい
棚には「危ないので登ってはいけません」の注意書き
子供が登るのを見ていながらスルーしていたくせに、
子供が泣き出してなだめきれないと、逆ギレして店員に怒鳴り散らしはじめたので
嫁が注意すると今度はこっちに噛み付いてきたそうな
うちの嫁は基本的に体弱いくせに、己の力量をわきまえない行動を度々とる
しかし基本的に俺よりかなり頭いいから、いくら注意しても必ず言い負けるorz
金髪「張り紙してあったらガキに怪我さしてもええんか!どこのガキでもこの漢字読めるんか!?」
嫁「怪我をさせたのは子供を見てなかったあなたの責任でしょう!店側に落ち度はありません!」
両者一歩も退かないぶつかり合い。店員はただただおろおろするばかり。
↑↑↑ここまで嫁の武勇伝↑↑↑
とりあえず脇にあった売り物の玩具のグラサンをかける(我ながらアフォな行動である)
そしておもむろに金髪の背後から頭を両手ではさむようにガッシと力強くつかんだ
金髪はビクッとして硬直し、パニクって何もできない
振り向きたくても振り向けない、そんな状況の金髪をそのまま問題の棚の注意書きの前まで連れていき
一瞬ムセそうになるぐらいとびっきり低い声で耳元で
「おまえには読めるか?」
一瞬頷こうとするが、頭を抑えてるので「・・・読める」と聞こえるか聞こえないかの声で返事する金髪
「ガキの命が惜しければ、ガキが読めないならお前が読んでやれ」
つくづく、我ながらもう少し他の言葉はなかったのかとグラサンの下で汗だくになりつつも
金髪は小さく「・・・はい」と、いいお返事
そのままドンと通路の奥に金髪を軽く突き飛ばし、
ゆったりとおもちゃ屋から去る俺(もちろんグラサンはこっそり返しました)
その後金髪はすぐ子供つれて帰っていったそうだが、嫁にはこってり怒られた
嫁に何を期待されて呼び出されたのかいまだによくわからない
かっこいいぞ
とっさにグラサンかける冷静さにワロタw
いい夫婦だな。お幸せになー
この件といい買出しといい、296はいい味だしてるな。嫁さんもステキだ。
コメント
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ただの面白夫婦じゃん
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他人の喧嘩に首突っ込むトラブルメーカーな嫁と頭のねじが一本はずれてる旦那
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頭に血がのぼったキチにいくら正論突き付けても無駄
キチにはキチでしか対抗できない
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いや、警備員呼べよ
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※2
その比喩、なんか違う。
座布団は無し。
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「ガキの命が惜しければ」の意味を取り違えて「脅迫されたあああああああ!!」と騒がれないでよかったな。
他人のふんどしで相撲を取るのは時間のムダなので、嫁さんもスレ主も2度とトラブル発生装置な人たちとは関わらない方がいいと思う。
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嫁も自分の力量で解決できないことに首突っ込むなよ…。自分だけならまだしも、下手したら我が子にまで被害及ぶ可能性だってあるのに。
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※7
>子供二人の枕元に置くプレゼントを買いに、嫁と一緒にデパートに行ったのさ
日本語読めないって大変ねえ、苦労なさってるでしょう?普段から。
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なにをしても、嫁さんには怒られるんじゃの