夫と二人連れで、レジを終えて帰ろうとしたところ。
入り口付近で、中年の柄の悪そうなオッサンが罵声を浴びせている。
相手は気弱そうな青年。呆然と立ち尽くしていた。
どうやら、すれ違いざまに、ぶつかったかどうかで難癖をつけられていたようだ。
周囲がただ、遠巻きに眺める、あるいは通り過ぎる中で、いきなり夫が
「先に車に行ってエンジン掛けておいて」
そして、手ぶらでその青年に近づいた。
「◎◎~◎◎じゃないか。こちらに帰ってきたのか?」
唖然とする青年、そのまま青年の肩に手を掛けて
「久しぶりじゃないか。お茶でも行こうぜ」
そして、無理やり肩を組んで、店の外に連れて行った。
その隙に、ようやく事態に気づいた店員が、オッサンを事務所に連行。
車で待っていたら、夫が乗り込み「すぐに出して」と。
道路に出たところでようやく一息ついていたから
「さっきの人知り合い?」と尋ねた。
「全然」「名前を呼んでたじゃない」「デタラメ」
>>800を読んで思い出したから記念カキコ
何か、買い物中のジジイが売り場の通路の真ん中に陣取って動かないんですね。
しょうがないから端からすり抜けようとしたら、
買い物かごがちょっと当たっちまった。
「あ、すんません」と言って通り過ぎようとしたら、ジジイが
「コラ貴様!ぶつかっておいてそれで済ます気か、オイ!」
と大声で怒鳴られた。
さすがにそこまで言われては黙っておれず、
「アンタが通路の真ん中で通行の邪魔をしておいて、
ちょっとぶつかられただえで貴様呼ばわりされる覚えはない!」
と大声で怒鳴り返し、そのまま踵を返して買い物を続けた。
しばらくジジイの怒鳴り声が店内に響いていたが、
しばらくして聞こえなくなった。
レジに並んでいると、警備員のおじちゃんに連れられて行くジジイを見た。
グッジョブ夫!!
アラジンみたい