反論は量より質だなぁって思わされた(再)

823: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/11 13:47:24 ID:3lsY75+B
高校の友人の結婚式に参列したときのこと。
友人は幼~中学、大学はお嬢様女子校で、高校だけ共学。
家柄はもちろん、性格もよく、祖父母のことを「おじいちゃま、おばあちゃま」と呼ぶ正真正銘のお嬢様。

式場も、地元民ならみんな知ってる高級なところだったので、友人に恥をかかせちゃならないと、マナー本を熟読して、特に服装にはとても気を遣った。
ネックレスは、母から借りて真珠を付けていった。

当日、式、披露宴はつつがなく終了し、送賓の列に並んでると、多分、幼~中時代の新婦友人集団に声かけられた。

「素敵なお式でしたわね」
「そうですね、○○(新婦あだ名、ゆう子→ゆうゆ、みたいな感じ)、とっても綺麗でした」
「まぁ!○○子さんのこと、そうお呼びになるの?」
「はい、高校時代のあだ名ですけど」

彼女達にとっては、私の口調とか、友人をあだ名で呼ぶとかが癪に障ったみたいで、「お里が知れましてよ(本当にこう言った)」と言いつつ、私に説教しだした。

「新婦の友人として招かれたのですから、お式に華を添えるのが役目。そのお色味のドレス(ネイビーでした)はふさわしくありません。靴も黒だなんて!
ネックレスも、できれば本物をお付けになるべきでしたね。非常識です。○○子さんの面子を考えて差し上げては?」

824: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/11 13:49:29 ID:3lsY75+B
おめでたい席だし、ハイハイワロスでスルーしようかと思ったんだけど、母の真珠を偽物認定してきたのと、友人の名前まで出してきて、ぷちっと切れた。
「披露宴は、新郎新婦を両家にお披露目する場所であって、あなた方のファッションショーの場ではありません。
この真珠は、本物です。良く分からず、友人を晒し上げるのが、○○子さんのためなのですか?私には、あなた方のほうが非常識に思えますが?」

私が言っても、向こうは集団で強気なのか、鼻で笑う。
そしたら、私の後ろに並んでいた、野際陽子風なおば様(新婦親戚)が「お里が知れましてよ」と呟いた。

「奥さんになったんだったら、その位の色味、普通よ?○○子の同級生だったら、いい歳でしょう。独身でも、歳相応の格好じゃないと…痛々しいわ」
友人集団は言葉に詰まってたけど、ミニ丈ドレス、柄物ストッキング、ラメドレスじゃあ、反論できそうもなかった。
あと、私が既婚者だと思わなかったようで、目を白黒させてた。

そのあと、おば様に「○○子のこと、よろしくお願いします」と言われて思わず「いやいや、それ新郎に言う言葉ですよ」と返してしまい、二人で爆笑。
そこを新婦に見られてたようで、送賓で、「おば様と私子ちゃん、仲良しになってずる~い」と言われながら、おば様と二人でその日は帰った。

偶然趣味が一緒と分かり(手芸)、今でも時々、自信作ができると写メし合っている。
あの時はすごいムカついたけど、おば様と交流するきっかけになった友人集団ありがとう!

私の必死の反論よりも、おば様の呟きのような言葉のほうが、友人集団には効いていた。
反論は量より質だなぁって思ったよ。

825: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/11 14:13:00 ID:M/sSduV6
>そのあと、おば様に「○○子のこと、よろしくお願いします」と言われて思わず
「いやいや、それ新郎に言う言葉ですよ」と返してしまい、二人で爆笑。

ここ和んだw

826: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/11 15:03:07 ID:7YSoC+Nu
>>824おつ。

> 反論は量より質だなぁって思ったよ。
おば様もそれなりの場数をこなしてきての到達点なのかもしれんね。

827: おさかなくわえた名無しさん 2013/06/11 15:04:15 ID:muVVmXIu
>>824
お前さんもなかなかうまいこと言ってるじゃん、普通に友人集団論破してると思うんだが

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