3月のある日、わたしは、駅前の坂道を登っていました。
歩道内で、自転車を押して歩いていました。
途中、左側のビルとビルとの間より、声高な声が聞こえてきました。
ひとりの男が、20代くらいの男性を叱りつけているようだ。
よく見ると、叱りながら、コーヒー缶かなにか、飲料の缶で頭を叩いている。
「・・・・・じゃねえんだ、こら!」 ガツン!!
「・・・・・わかってんのか、このやろう!」 ガツン!!
かなり強く叩いている。
若い方のひとは、うなだれて、されるがままになっている。
自転車を押して、ふたりのそばをゆっくりと通過した。
右利きなので、自転車はわたしの右側にある。
通過しながら、それとなくふたりの様子を伺った。
第三者が見ていれば、手加減をするかもしれないと思ったのだ。
男は依然として、しかり続けながら、強く叩いている。
ふたりはわたしの左側やや後方。
わたしの右側はガードレール。
すぐには車道に出れない。
わたしのうしろから、別の歩行者が来て、わたしを抜いていった。
すると、叩いていた男が、
「なに見てんだよ!おっさん!」と叫んだ。
わたしは、固まった。
自転車のハンドルを手にしているので、単身で駆け出すわけにはいかない。
飛び乗っても、スピードが出る前に追いつかれるだろう。
わたしの左半身はがら空きだ。
その左半身が、その男の方に面している。
すると、わたしを抜いた歩行者(30代くらいの男性)が、
「静かにしろよ」と言った。
すると
男は猛烈な勢いでわたしの左側を通り過ぎ、
その男性に飛びかかった。
ガツン!ガツン!ガツン!ガツン!ガツン!ガツン!ガツン!!!!!!
連打の嵐です。
男性が叩かれ始めてすぐ、自転車に飛び乗って、駅前の交番に行きました。
現場に行ってもらいましたが、もう男はいなくなった後でした。
叩かれていた男性がどうなったかは、不明。
わたしは、直接はこの男を止めずに、交番に走ったわけです。
他にどういう選択ができたのか・・・
止めに入れば、わたしもなぐられていたでしょう。
とにかくまともな人間ではありません。
あと、この件で思ったのは、
「自転車を伴っていると、自由に行動できない」ということです。
絡まれたとき戦う自信がないなら、自転車でゆっくり通ったりしてないで初めっから「男性が殴られてます」って交番駆け込んでりゃーよかったのに
プックリしてしまったブーンなのであった
∧_∧
/ ^ω^ \ ∧_∧
( ) ( )お前、なに…?
.__\ / _ / ヽ
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| ヽ \/ ヽ. なんだこいつ
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V
∧_∧ 吸収し切れなかった「なんじゃそら・・・」が漏れ出しました
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( ) ( )お前、なに…?
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あと、フリーの無いハブにしておかないとな(バックできないから)。