道場の入り口から「頼もう!」と声がした。 「我々は道場破りに来た!こっちの一番強い者とそちらの一番強い者、双方の代表者を立てて 果し合いをしてもらいたい。」(再)

19: おさかなくわえた名無しさん 2006/05/04(木) 16:48:22 ID:m/Dtns4g
僕の通う空手道場でのこと。
その日のその練習時間、本当は黒帯の人の練習時間帯だった。
しかし、その日は大会の日でもあったので、白帯の人の自由練習の時間として
使わせてもらっていた。
僕を含めて白帯の人間たちだけで、基本稽古をしたり、筋トレをしたり、
それぞれの練習をしていた。
その時、道場の入り口から「頼もう!」と声がした。
振り返ると空手着に学帽を被ったバンカラな空手部の大学生らしき集団がいた。
「我々は道場破りに来た!こっちの一番強い者とそちらの一番強い者、双方の代表者を立てて
果し合いをしてもらいたい。
僕たちは困った。そこで「あのすいません、師範も黒帯の人たちも今日はいないので
そういうのは明日にしてもらえますか」と言った。
「ふざけるな!」「そうやって逃げるのか!」「看板をよこせ!」
そいつらは僕たちが戦わずに逃げようとしてるのだと思って、罵声を浴びせてきた。
うちの道場の白帯の連中は逃げ腰で「おまえがやれ」と僕を指差した。
僕がしかたなく戦う羽目になってしまった。
向こうの空手部の代表と向き合う。
「はじめ!」の声とともに僕は蹴りや突きを出す。
しかし、軽くいなされる。そして、怒涛のラッシュを浴びせる。
僕は殴られ、蹴られながら後退する。
僕がもともと卓球部だったが、クラスの空手をやっている奴と喧嘩して負けたのを機に
空手をはじめた。
しかし、今、その空手が通じない。
僕は防戦一方になりながら卓球しかないと思った。
そして、卓球のスマッシュの打ち方で踏み込んで腕を振ってみた。
相手の顎にヒットして、見事にノックアウトしてしまった。
僕らの道場の白帯たちから歓声が上がる。
相手の連中は逃げるように帰っていった。


21: おさかなくわえた名無しさん 2006/05/04(木) 18:34:38 ID:nOhQ7A8G
卓球やってたからピンポンイトで当たったんだな

22: おさかなくわえた名無しさん 2006/05/04(木) 18:36:17 ID:lJcLT3iV
フフフ、ピンポンイトを使うとよく釣れるわい

24: おさかなくわえた名無しさん 2006/05/04(木) 21:28:37 ID:mSXzv8qp
空手とか道場なんて単語があるだけで
もう十中八九なんだコフだよな

25: おさかなくわえた名無しさん 2006/05/04(木) 23:59:03 ID:B7pfz4Jl
ぷぃぷぃ

26: おさかなくわえた名無しさん 2006/05/05(金) 05:54:48 ID:YSgyKuy3
にゅー

29: おさかなくわえた名無しさん 2006/05/05(金) 15:09:40 ID:4IqsKUx/
あらあら
うふふ

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