聞き覚えのある声がしたので振り返ると、幼稚園児だった弟が学校で評判の悪餓鬼B太(小4)に泣かされていた。

胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(38)

117: おさかなくわえた名無しさん 2006/09/16(土) 06:58:19 ID:YCOKfoXM
小学生の頃の話なんだけど、当時小学3年生だった私は家の近くにある大きな公園で遊んでいた。
そしたら砂場の方から聞き覚えのある声がしたので振り返ると、幼稚園児だった弟が学校で評判の悪餓鬼B太(小4)に泣かされていた。
B太は体型も太っていたし、体も大きくて女の子にも平気で手を出す奴だったので、うちの学年の女子達も被害にあっていた。いつもは見て見ぬフリ。
でも弟が目の前で殴られているのを見て頭にきた私は、
一目散にB太の方へ走って言った。
『弟に何するんじゃあぁあぁ!』
B太は少しびっくりしたようだけど、相手は年下の女だと馬鹿にしたのか
へらへら笑いながら、
『うるさい、俺の前にいるコイツが悪いんじゃ。』
と意味の分からん発言。
私は内心びびってはいたがとにかく日頃の口の悪さを生かしwハッタリでB太を罵倒し続けた。
『ほんなら中学生の人が前にいても同じ事できんのか?あぁ!?
お前なんか年下いじめるしかできひんくせに!』
かなり罵倒してやった記憶がある。するとB太は
『お前女のクセに調子のんなよ。』
と顔を近づけて脅してきた。
『女でも自分の弟がイジメられてたらなぁ!体張ってでも助けに行くんが姉貴なんや。かかって来いやぁ!』
今考えると恥ずかしいセリフだ…。
でも何故か完全に頭が切れていた私にはB太は全く怖くなかった。
極道さながらのハッタリにビビったらしく、B太は逃走。めでたしめでたし。

で終わるだけじゃ納得いかなかったので、『待てやゴルァ』
と後を追ってやった。
私がB太を追って走っていると学校の子達が『どうした?』と聞いてくる。
走りながら事情を説明すると『俺も手伝うわ』と一緒に走ってくれた。
走って行く度に仲間は増えて10人くらいでB太の足取りを追った。
そして最終的には弟に謝罪させる事に成功。
窮地に立たされた人間の底力を身を持って体験したB太は、少しだけおとなしくなり、それ以降私のあだ名は中学まで『女番長』でした。長くてスマソ。

123: おさかなくわえた名無しさん 2006/09/16(土) 08:35:07 ID:UE11Seod
>>117

オモシロス

129: おさかなくわえた名無しさん 2006/09/16(土) 09:52:52 ID:/nfLljNu
>>117
最後が漫画みたいな展開でワロスww

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コメント

  1. 匿名 より:

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    杉本美樹派です