胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(25)
休みの日の終電。車内はチラホラ立ってるくらいの混み方だった。
カップルがいちゃいちゃしていた。男は女の服に手を入れて胸触ったり
太ももなでたり、オマエラここでするなよ・・・なレベルだった。
電車が止まって2人のリーマンが乗ってきた。1人はがっちり、1人はかなり長身。
発車後しばらくして、がっちりさんがデカイ声で「おっ!あれ見てみろよ」と言った。
長身さんは「うわあ何やってんでしょうねえ」とこれまたデカイ声。
カップルのことを言ってるらしく、車内の視線がカップルとそのそばのドアに
移動したリーマン達に集まる。カップルは動きが止まる。
「おうお前ら見られたいんだな!しっかり見てるから続けろよ」
「見られてうれしいんでしょうね」「俺にはそんな趣味ねえな」
「僕だってそんなバカなことできませんよ」
「おっもう止めんのか?」「あーあ、恥ずかしいならしなきゃいいんですよ」
と言いたい放題。けど話し方がかけあい漫才のようにテンポ良く話すので、
みんなにやにや笑い出してしまった。
カップル公開差恥プレイ状態。ひざに手を置いてうつむいてしまったが、
車内中の笑われもの。次の駅で逃げるように降りてしまった。
リーマン達は
「やっぱ恥ずかしいんですね」「いいんだよ。少しは恥を知っただろ」
とデカイ声でポツリ。
がっちりさんも長身さんもよく通る声で、体育会系?と思いました。
ちなみに酒は呑んでるように見えませんでした。
コメント
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見せつけてるのと見世物にされるのは違うからねぇ(ニヤニヤ