「包丁も満足に使えないの？そんなんじゃまともな料理もできないんじゃない？」

今日、ダンナ宛の郵便が来てると言うので、トメ宅に夕方取りに行った。
そしたら、テーブルの上に、
安いけど味はイマイチな近所の惣菜屋の餃子とメンチカツがドッサリ。
呆れて
「もしかして晩ご飯はこのお惣菜ですか～？
　包丁も火も使わないなんて、信じられない～！」
と言ってやった。
そしたら、あわてて
「今日はたまたま忙しくてお惣菜なのよ～！」
とか言い訳するトメ。
新聞読みながら一杯やってたウトが、それを聞いて、
「な～に言ってんだ！
お前は毎日暇なくせに、ほとんど毎日惣菜屋かホカ弁だろ～？」
とバッサリ！
すかさず
「え～！そうなんですか～？
この前、トメさんに包丁使えとか、ちゃんと料理しろとか怒られちゃったから
ま　さ　か、お惣菜食べるなんて思わなかった！
びっくり～！」
と、大袈裟に言った。ふと、トメの顔をみたら般若みたいになってたので、
「さーて、
遅くなっちゃうと、ダンナ君のご飯作る時間なくなっちゃうんで、もう帰りますね☆」
と言って急いで帰って来た。