いたずらっぽい笑顔まで上品だった。

胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!12

577: おさかなくわえた名無しさん 04/04/04 14:06 ID:p8uhWh7g
電車に乗ったら優先席にじいさんが座っていた。
じいさん、携帯電話を取り出しピッピッピッ。
「あーあー、もしもし、私だけどね。」とびっくりするほどの大声で話し始めた。
雑談ばかりの通話が終了し、じいさんはさらに別の所へかけようとしている。
余りの酷さにそばに立っていたリーマンのおじさんが「電車の中ですよ。」と
小声で注意すると、「ここは優先席だろうが!」といきなり逆ギレした。
いや、勘違いしてるって。リーマンも周囲もここであきらめ顔。

次の駅でじいさんの隣の席が空いた。
そこに、昔はさぞや美人だったろうというような、上品なおばさんが歩み寄ると
先程のじいさんに「すみません、わたくしペースメーカーを入れておりましてね、
携帯電話の電源をお切りいただけますでしょうか。」と微笑みながら言った。
じいさんがおとなしく携帯の電源を切ると、
おばさんは「ありがとうございます」と言って座り、リーマンに微笑んだ。
じいさんはやることが無くなって寝てしまった。

しばらくしてじいさんはまだ熟睡していたが、おばさんとリーマンと私は同じ駅で降りた。
おばさんはホームに降りるとリーマンに「あのね、嘘でしたのよ。でも内緒ね。」

いたずらっぽい笑顔まで上品だった。

579: おさかなくわえた名無しさん 04/04/04 15:31 ID:sRuuV9XX
おばはん、GJ!

580: おさかなくわえた名無しさん 04/04/04 15:39 ID:EE+f7z+a
結婚してくれ!

581: おさかなくわえた名無しさん 04/04/04 15:41 ID:tMEN55kB
おば様GJ!!!

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コメント

  1. 名無しさん より:

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    こういう女性になりたかったーーー

  2. 匿名 より:

    SECRET: 0
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    八千草薫で再生した