胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!7
親を駅まで送ってった時に、久々に駅弁でも買おうかと思って売り場に行ったら
ショーケースの真ん前に業者(オバチャン)が陣取って店員とおしゃべりしてる。
しかも空の弁当を入れるケースを持ってるもんだから、ショーケースが見えにくくて
仕方がない。客の私が近寄っても平然とおしゃべりを続けてる。邪魔だなーと思いながら
「すいませーん・・」と、どいてくれるように促したんだけど、全く効果無し。
何なのよと思いながらもひょこひょこと頭を振りながらショーケースを覗いてたら
後ろの方にも結構な客が集まってきてて、私のすぐ後ろにも初老の旅行客みたいな人が
見えにくそうにお弁当を選んでた。どっかで見たことあるなぁって顔だったが思い出せはしなかった。
でも、せっかく旅行に来てくれたのに、こんなことで嫌な気分
にさせてしまうのも悪いと思って、おしゃべりしてる業者に「すいません。みんな待ってるんで
どいてくれませんか?」と言うと、「ああごめんなさいね。ちょっと待っててねもう少しで終わるから」
ときた。話してる内容はガス代が高くてやんなっちゃうウンタラというくっだらないもの。
はぁ?と思ってたら後ろにいた初老の旅行客が、「お嬢さん、ここの駅弁は
私達に買ってもらいたくないようだ。別の売り場で買うことにするよ」と言ってその場を離れた。
結構な大声で言ったので、当然聞こえてない筈はないのにまだおしゃべりは終わらない。
私もあきらめてその場を去った。
「某県の某駅の売り場のおばさん達はとても元気で口が達者だ。そして仲も非常によろしい
様だ。仲が良すぎて、おしゃべりに夢中になると自分達の稼ぎも忘れて楽しんでいる。
ある意味、達人だと思う。」某の部分はあの時の駅のイニシャルで、私の後ろにいた
初老の旅行客は、かの有名なエッセイストだったらしい。私もその人の著作のエッセイ
を持っていて、それでどっかで見た様な気がしてたんだーと納得。
んで、その駅にはもちろんメールを送ってあげました。あのコラムのことですが、私もその場に
いました云々・・・と。
そしてその駅の売り場にはお詫びの張り紙が貼られ、わたしのとこには駅長さんから
「誠に申し訳ありませんでした。該当者と思われる人物にはコラムを直接読ませて
厳重注意をしておきました。」というメールがきました。
直接言ったとかいうエピソードとかじゃないけど、充分スーッとした出来事でした。
GJ
アフターケアしたアンタもGJ
コメント
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エッセイストってのはドヤ顔で下らない文章書いて自己満足に浸ってる輩だと思っていた
誠に申し訳ございません
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注意しかしないんだったらもう行かないなぁ