胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!碌
友人と共に予備校から駅に向かう途中、前のほうにいつもそこで安物のアクセやら指輪やらを
売っている、割と評判の悪い黒人二人(ボブサップ体型とやせたレゲェ?っぽい兄ちゃん)が
女子高生に何か話し掛けている姿が目に入ってきました。
別段、気にもとめず、歩いていたのですが、近づくとその女子高生が自分達のクラスメイト
だということに気付きました。
結構小柄で可愛い顔してるのですが、割と大人しめの子で、あんま、ああいうアクセサリーとかに
興味持ってなさそうなタイプなんだけどなぁ、などと考えながら軽く会釈したのですが、女の子は
明らかに焦った+困った顔をしていました。ああ、ナンパされて困ってるんだ、と思った瞬間、
俺の友人が三人の方にツカツカ歩いて行って
「えっと、○○さん、勘違いだと恥ずかしいから聞くけど・・しつこくナンパされて困ってる?」
女の子が肯いたので、「じゃ、帰ろう」と友人が女の子の手を取ると、黒人が妙に慣れた日本語で
「待てや」と怒りの表情を友人に向けました。
「あ、すいません。この子同級生なんで」
と友人がよく考えると、意味のわからないことを言うと、黒人は更に激昂して、何やら早口の英語で
友人をさらに怒鳴りつけました。
それでも、軽く頭を下げて友人が離れようとすると、デカイ方の黒人が友人の肩に手をかけました。
友人は普段の稽古でもみれないようなタイミングとスピードで黒人をぶんなげたのです。
もう一人の黒人がそれをみてFから始まる単語をわめきながら激昂する姿が目に入りました。
俺は「デカイ方じゃなくて、よかった」と安心しながら、レゲエの相手をすることにしました。
友人は身長が小さく背負い投げを得意としているので、決めたとき格好いいのですが、自分は
比較的、長身で払い腰とか地味な技が得意なので地味に投げました。格好悪いです。
俺がレゲェをアスファルトに叩きつけるのとほとんど同じタイミングで、でかい方の黒人が
立ち上がりました。さきほどとは違って、苦しそうながらも妙に親しげな笑顔です。
「ジュードージュードー。すごいね。仲間。」 俺は不覚にも笑ってしまいましたが、
友人は「俺はそういう処世術嫌いだ」と言って、もう一度ボブサップ体型を簡単に投げ、
無表情のまま3発くらい、腹に蹴りを入れていました。
そいつとは小学校のときから同じ道場に通っていて、県の大会でも入賞するレベルの実力
なので強いことは知ってましたが、エロゲーと少女漫画大好きな友人の本当の怖さに改めて
気づきました。
友人から借りた少女漫画(カレカノ)をなくしてしまった時に、新しく買ったものを
素知らぬ顔で返して本当によかったなぁとつくづく思いました。長文スマソ。
無表情で投げるあたりがよい
GJ!
本当の武勇伝!GJ!
この一文に爆笑。
でも俺、こーゆーヤツ大好きだ。
コメント
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武道やる者が諍い事で武道を使ったら破門モノだ。
背負い投げでアスファルトに叩きつけると無事では済まない。重症を負わせて逮捕される。
全く出来の悪い創作だ。