勇者降臨 義理家族に言ってスカッとした一言 其140
不備があったらゴメンナサイ。
数年前の母の日の話。
夫と付き合いだし結婚を意識し始めた頃、母の日のシーズンになった。
私は毎年実母に送るので、母の日に一度も送ったことがないという夫に進めてみた。
何が良いか聞かれたが私は会ったこともない人だし、夫も好みがわからないという。
初めて贈るんなら無難に赤いカーネーションでいいんじゃ?とアドバイスし、夫は花を贈った。
その年の夏に婚約の挨拶にいくと、偶然義母と二人きりになった時に
「母の日に突然花なんてくるからおかしいと思ったのよ。彼女ができたんだなって」
と唐突にいわれ、その場は「私が母に送ると聞いて夫さんも真似したんですよ」と流した。
その後も、生花を飾る習慣がないから花瓶がなかったので買ったとか、
枯れていくのを見るのは嫌ね、とか、私が選んで送ったかのように地味な愚痴(?)を言われた。
今度は義母から贈ったプリザーブドフラワーのアレンジについて
「母の日のプレゼント、カーネーションじゃないし、造花みたいだし、なんかこれって、ねぇ?」
って明らかに不満そうな察して電話があったので、気づかず天然のふりをして
「去年、夫さんが“初めて”“一生懸命”選んだカーネーション花束のことを、花瓶がないとか
生花は枯れて嫌だとかおっしゃったじゃないですかぁー。
夫さんそれですごーくガッカリしちゃってたんですけど…。
だから枯れないで飾っておける花もあるよ?って教えたら
それなら綺麗なままずっと飾ってもらえるねって喜んでたんです。
花だって赤いカーネーションより黄色のバラの方が華やかで似合うだろうって
お母様に喜んでもらえるように一生懸命選んでたのに…かわいそう夫さん←(ボソッと)」
って感じでマヤってみた。
伸びた上にリアルタイムいると思ってなくてチマチマ打ってました。
結果、義母は
夫に母の日の愚痴が筒抜けなことにファビョリ、
今年も去年も夫が選んだことをやっと認めて焦って弁解を始めた。
曰わく、これなら長く飾れて良いわね、バラだなんて変わってて
さすが息子ちゃんは趣味が良いわ、親孝行だわ、嫁子が選んだらこうはいかないわね~など。
ここでムカッと我慢の限界がきて、すかさず、
「さっきまで不満たらたらでしたよねー?夫さんからならベタ誉めですかー?
私が言い出さなかったら母の日なんて一生忘れてたかもしれないのに親孝行な息子ちゃんですかー?
なんでそうなるんですか?ねぇ、なんでですか~?」
と悪魔でもアホっぽくしつこく聞いてみた。
義母は最初は言い訳、途中逆ギレがあったけど、粘りに負けたのか謝ってきた。
初めての母の日も今回も、本当は嬉しかったんだけど、
息子の陰に嫁の姿がちらついてるようで嫉妬して素直に受け取れなかったと。
なのであくまで天然を突き通して
「女手一つで育てた大切な息子さんですものね、嫉妬も仕方ないですよ。
でも私に関わることでお母様がそんなに悲しく不安な気持ちになるのは申し訳ない。
とても残念ですが、あまり交流を持たない方がいいかもしれませんね…」
とマヤったまま義母に伝え、夫にもそのまま伝えた。
結果、連絡は夫携帯のみ、私は年一度の挨拶のみの関係になった。
チマチマと察してないびり(ただのネチネチした性格かも)が多い人だったので、
母の日をきっかけにスッパリ関係が離れて良かったと思ってる。
コメント
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上手いわw