知人「ハイ?」「いえ…」「はあ」「いまちょっと手が離せませんので…」
と切ろうとしてましたが、急に形相が変わりました。
知人「ちょっとお待ちください」
で、私に「ゴメン、ちょっと一緒に来て」
ドアを開けて、彼女は丁寧な口調で
「すいません、いま、どなたとおっしゃいました?」
セールス「え、あの、2階のK山A太くんも興味を持っていただいたようで…」
見たところ教材のセールスのようでした。
以前、似たような奴に襲撃されたことがあるので心当たりがありました。
同じマンションの○くんも×くんも…とかなんとか名前を挙げて勧誘するのです。
知「今日、ご訪問なさったんですか? で、A太くん本人が気に入ったと?」
セ「そーなんですよー」
知人、ここで声が変わりました。ものすごい低音で
「A太くんは半年以上前から入院してますけど」
セ「え?あの?……」
(続きます)
知人さらに低音でゆっくりと、
「ぜひ、その時の様子を聞かせてもらおうじゃないの」
セ「あの、あの、すいません、ちょっと私勘違いしてて」
知「あ?眠たいこと言ってんじゃないよ」
一歩踏み出しました。
セールスは「あの、失礼シます」(「シ」のところ声が裏返ってた)と
顔面蒼白になってヒール鳴らして走り去って行きました。
彼女は振り向いてニッコリ笑い、
絶句していた私に「逃げちゃったわねえ」と言いました。
彼女、実は「剣舞」を習っているとのことでした。刀は模擬刀で人は切れないとか。
あの口調はどこから…?と聞いたら「小説よ、小説」と。
普段は礼儀正しく、ほんわかとした奥さんなのでビックリしました。
どうして私に「一緒に来て」と言ったのかと尋ねたところ、
「ウケるかと思って」とのことでした。
A太くんは息子さんの仲良しで、名前を出されたとたんに怒りが沸いてきて、
懲らしめてやろうと思いついたそうです。
「こんなことしたのは初めてだけど、あんまり後味よくないわね」とおっしゃってました。
以前その手のセールスにしつこくされ、捨て科白を吐かれたことがあったので、
私は大変スーっとしました。
知人のヤッチマイナー姉さん(゚∀゚)b<グッジョブ!!
昔、俺の家に来た教材勧誘の人も「○○君も」って俺の友達の名前挙げてたけど、嘘だったんかな。
セールスって、随分と阿漕な手を使うね。
コメント
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なんで兄ちゃん用もないのにタクシー乗るん? 作り話じゃん
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↑復讐、なのかなw
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兄ちゃん鬼畜すぎるw最高や~
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別に用がなかったとも限らんだろ
あとでタクシー捕まえようって思ってて丁度いいからって乗ってったのかも知れんし
まぁそこがちょっとババアに対してはやりすぎな気もするけど
すぐに作り話認定するなよ、これくらいの話ならなんだかんだありそうだろ