結婚できてお花畑全開の義弟夫婦。
特に義弟嫁は、専業主婦→女の勝ち組と信じていて、いかに結婚が素晴らしいか、自分ができた嫁かを、義兄嫁である私や義母に語る。
そんな中でも、特別、未婚の小姑(私の夫の妹で、義弟嫁から見ると義姉)がターゲットにされてて、
「自分磨きなんてしている間に、いい男性はみんな結婚していっちゃうんですよ!」(自分磨きなんて小姑は言ったこと無い)
「仕事は一回やめても続けられるじゃないですか!義母さんみたいに!」(小姑は某スーパーの社員、義母さんは子供独立後始めた別スーパーのレジパート)
と、事あるごとに失礼なこと言ってきて、私夫婦、義両親で叱るんだけど、義弟嫁は、心の底から善意のつもりで、小姑も相手にしていない風だったので、
今ひとつ義弟嫁には説教も効いていないようだった。
この前の新年会、義実家に集まったとき、義弟夫婦がホクホク顔で、生きた鯛と伊勢海老1箱を持ち込んできた。
義弟嫁「やっぱ鮮度が命ですから!専業主婦ならこのくらいは!」と、捌く気満々。
ニコニコしながら、「お台所借りますねー」と、義弟と共に奥へ消えていったは良いが、10分もしないうちに「ぎゃー!」という義弟の声が。
驚いてみんなで様子を見に行くと、台所の床に散りばめられた伊勢海老・おがくずと、ビチビチと、シンクの中で暴れる鯛の姿。
義弟は、床に逃げた伊勢海老を捕まえようとするが、ザリガニ的なバック走で翻弄され、
義弟嫁は、なんとかまな板に伊勢海老を押さえつけるものの、上手く刃が入らず苦戦→伊勢海老床へ逃走→伊勢海老、義弟を翻弄のループに陥っていた。
見かねてみんなで伊勢海老を捕まえ、先に鯛を…と義弟嫁が鯛に手を伸ばすが、やはり鯛も床へ逃走→「何もしないで!」と、おがくずだらけの台所を拭きながら義母絶叫。
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小姑、義母が買ってきたものと思い、「何で捌けないのに買ってきちゃったの?」と義母に尋ねると、義弟嫁が「ちゃんとできてたのに!」
と泣き出してしまった。聞けば魚・伊勢海老を捌いたことは無く、ユーチューブで捌き方を見ただけだった。
ワンワン泣き出す義弟嫁に、みんな泣きたいのはこっちだよ…どうすんのこの魚…と肩を落としていると、小姑が義弟嫁に尋ねた。
「これ、どうするつもりだったんですか?」
義弟嫁、泣きじゃくりながら「かっこよく捌いて、みんなに褒めてもらおうってぇ…」
「じゃなくて、どうしたかったんですか?お刺身とか焼き物とか」と、小姑が聞きなおすと、わかんないと言ってまた泣き出してしまった。
それを見て、小姑が一言「じゃあ、好きにしちゃいますね」と。
棒立ちになってる家族に次々と指示をする小姑
「弟、鯛の入ってた発泡スチロール、まだ捨ててないよね?鱗よけにするするから持ってきて。兄、ウチの分じゃ足りないから、そこのコンビニで氷買ってきて。
父さん、タライと、居間の戸棚から一番大きい平皿取ってきて。母さん、魚焼く網と大きな鍋出しといて。
兄嫁(私)さんは、弟嫁さんを床の間に持ってったら、すいませんけど台所手伝ってください」
どこからともなく(後で知ったが小姑の仕事カバンから)長めの出刃包丁が出たかと思ったら、あっという間に鯛を血抜き→鱗取り→三枚卸→鯛の尾頭付き御作り
タライの氷水に伊勢海老投下→いとも簡単に兜割り(やらせてもらったらすごく硬かった。コツが要るらしい)、または尻尾分離→伊勢海老の半身焼きと伊勢海老の御作り
鯛の骨と伊勢海老の頭で出汁とって味噌汁まで出来上がった。
小姑、スーパーの社員ではあるんだけど、本社で鮮魚部門の指導員?をやってるそうで。そりゃ上手いはずだ。
颯爽と捌き、みんなが刺身を食べてるなかこっそり中座して、ストイックに包丁研ぎを始めた小姑の背中はたまらなく格好よかった。
美味しいところを持ってかれた?義弟嫁はしばらくむくれてたんだけど「そんな背伸びしなくても、義弟にはもったいない嫁さんなのにねぇ」という小姑の言葉に号泣。
義弟の希望での義弟嫁専業だったんだけど、それがコンプレックスで、生意気なことばかり言ってしまった、と小姑や私たちに謝罪した。
今では小姑も結婚し、釣り好きな旦那さんの為に、毎週末その腕を振るっている。
これ好きw大好きw
良かった良かった
うちの祖母は正月のご馳走に鰤1匹丸ごと買って捌いてたらしいから、自分もがんばる
引用元: http://nozomi.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1390579775/
コメント
小姑が山岡士郎で再生された
うちの弟(当時20代)はツベの動画を見ながら釣って来たヒラメを捌いてたよ
下手なりだけどちゃんと刺身になった