胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(111)
スーッしないかも知れないけど。
当時、春休みで家でのんびりしていたところに電話が鳴った。
家族は出払っていたので仕方なく出ると、教材の勧誘だった。
その頃の自分は断り方を知らなく、切るタイミングを失ってしまったので、嫌々ながら話を聞く羽目に。
電話の相手は調子のいいチャラ男で、とにかく喋る。
自分は工業高校に進学したので、チャラ男はそこを突いてきた。
「もしかして高卒で働くの?」
「女の子も大学出るのは当たり前の時代だよ!」
「今からうちの教材使えば大学も夢じゃないよ!」
「夢持とうよ!大学出たら夢広がるよ?」
「夢はいいよー。絶対に今から諦めたら損するって!!」
「夢無いの!?嘘でしょ!!お兄さんに話してごらんよー!!」
など、とにかく夢を連呼してくる。
買う気もないし、ゲームの途中だったから、しつこい勧誘にウンザリしてきて、どうやって切ろうか悩んでたときにチャラ男が
「この教材使ったら、絶対に夢は叶うって!!夢叶えて幸せになろーよ!!」
と言ってきたので
「私の夢は警察官でした。でも、身長が150センチ無いんです。知ってました?警察官って、身長制限があるんです。
私はもう成長期が終わってこれ以上伸びることも無いんです。
それでも教材使えば叶いますか?」
と口から出任せで、昔得た漫画の知識を披露したら黙ってしまった。
そしてチャラ男が何か言う前に電話を切って即着拒否。
断る事を知らなかった自分のちっちゃな武勇伝でした。
チャラ男もきっと人間的に成長したよ、GJ!!
コメント
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こち亀かな?
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大学で夢を広げた結果が押し売りww