胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(41)
主犯格は成績優秀で運動神経も良い、同じクラスの女。
逆上がりも出来ない運動音痴で、頭の出来も底辺の私は彼女と同じ塾に通っていた。
彼女は塾でも人気者で、その人気者の彼女は塾でも私を苛め始めた。
教師や講師にも相談したが、イジメはかえって激しくなるばかりだった。
さらに、私の母親は典型的な教育ママで、相談しても「甘えるな」と叱られるばかり。
精神的に追い詰められた私は、死ぬことばかり考えるようになった。
それを感じたのか、主犯格の女は「死ねよ」と罵倒してくるようになった。
私は本当に死んでしまおうとも思ったが、彼女の嬉しそうに罵倒する様を見て
「どうせ死ぬならコイツをぎゃふんと言わせてからにしよう」と思った。
それから私はひたすら勉強するようになった。寝る間も惜しまなかった。
夕飯の最中にも勉強していた。学校の成績はみるみる上がった。
イジメはますます激しくなり、学校ではうかつにトイレにも行けなくなった。
それでも気にせず勉強した。頭には十円ハゲができた。母は喜んでいた。
塾でトップの成績になった時には、もう何をされても気にならなくなったし、イジメは収まってきていた。
ちょうど受験シーズンで、イジメる側も余裕が無くなったからだと思う。
私は母や塾の意向もあって有名進学校を6校ほど受けた。全部合格した。
主犯格の彼女はというと、全滅。
翌朝、登校した私は、取り巻き(もう3人しか残っていなかった)に慰められている彼女に
優しく声をかけた。
「大変だったね。イジメなんて暇な事してるから全部落ちたんだよ。」
そんな私と彼女を見て、取り巻き以外のクラスの人間はみな私に話しかけてきた。
「イジメてごめんね」「あの子の言う事聞かなきゃいけなかったから・・・」などと言っていた。
こういう馬鹿共と同じ中学に行かずに済むということは救いだった。
でそいつはどうなったんだ?
その後地元の公立中学に進学した。
地域的に中学受験が盛んだったところだったんだけど、
何故かと言うと公立の中学が凄いDQN校で、ヤクザの出身校と言われる位のレベルだった。
まだ事件にされてないだけで、自殺者も結構出ている。
そんな所に通わざるをえない時点でご愁傷様、という感じ。
今は、若くして子持ちということしか知りません。
自分の子供がハゲ作ってたのを見て喜んでいた母親とは、その後色々あって絶縁しました。
スーッとした。乙でした。
ハゲが出来るほど勉強した
↓
私のために真面目に勉強してくれるのね!
こんな優秀な子供を持つ私って素晴らしい母親だわ!
という感じで。
「努力」「根性」という言葉が大好きな母親でした。(自分は全くしないんだけど)
ちなみに教師ですw
普通は娘にハゲが出来たら心配するものだけどな。優秀で素晴らしいのは>>290であって
母親自身では無い事に気がつかなかったのか。
とにかく乙。そしてGJ!!
GJ!よく頑張った。
それにしても、最後のクラスの連中のコウモリっぷりがむかつく。
自分も同じ事いわれたことあるけど、
そんな人たちを信用する事は出来ないし、勿論その後話もしなかった。
コメント
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重箱つつくようでわるいけど、寝る間も惜しまなかった?
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の隅を を入れ忘れた時点で自分も指摘できる立場じゃなかった(´・ω・`)